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真田丸(31)終焉

2016年08月13日 | 日々是雑感
前回(8/7)のNHK大河ドラマ「真田丸」は、「第31回 終焉(しゅうえん)」だった。番組のHPからあらすじを拾うと、

秀吉の死期が近づく。遺言状をめぐり対立する三成と家康。寧(ねね)は権力争いに心を痛める。一方、茶々は、秀頼を秀吉に会わせようとしない。信繁は茶々を説得して親子の対面を実現させようとするが…。そして三成は、昌幸に家康暗殺を依頼。出浦は単身、徳川屋敷に忍び込むが、そこには本多忠勝が待ち構えていた!

タイトルの「終焉」は、秀吉の終焉および豊臣政権の終焉を意味するのだろう。もう1つ、印象的だったのが出浦昌相 (いでせうら・まさすけ 寺島進)の終焉だった。秀吉は三成に「家康を殺せ」と言い、三成はそれを真田昌幸に依頼する。昌幸は断るが、密かに出浦に殺すように命じる。徳川家に忍び込んだ出浦は、本多忠勝などとの激闘の末、殺されてしまう…。

信繁はまるで秀吉のホームヘルパーのようにかいがいしく働く。信繁が「用があったら鳴らしてください」と言った鈴を、秀吉はいい音だと何度も鳴らす。意識が朦朧として、口を開けば「秀頼のこと頼んだぞ」と言っていた秀吉は、信繁にだけは「三成のこと頼んだぞ」と告げる。「あれは寂しい男なのだ…」。信繁は「あんな姿の殿下は憎めない」とつぶやく。



秀吉が寝ているとき、夢に血だらけの男児が出てくる。そのあとすぐに「家康を殺せ」と三成に命令した。この子供は誰なのかと思っていてたところ、「万福丸」だと、秀吉役の小日向文世が明かしていた。万福丸は浅井長政とお市の方の長男で、茶々の兄。浅井長政が敗れたとき、秀吉が殺害を命じた子供である。万福丸は串刺しにして殺されたという。秀吉は、自分の子である秀頼も、家康にこのようにして殺されるかもしれないという思いから、「家康を殺せ」と命じたのだろう。

このほかこの回には、興味深いシーンが多かった。秀吉の遺書をめぐる家康と三成の攻防。恐い顔の本多忠勝(藤岡弘、)を見て大号泣する赤ん坊(忠勝の孫)。「このろうそくの火が消えたらわし(秀吉)も死ぬ」言っていたろうそくの火を、息で吹き消す小早川秀秋(浅利陽介)。これは秀秋が粗忽(そこつ)者であることを印象づけるシーンだった。今回もまた三成(山本耕史)の筋肉ムキムキの上半身が出てきた…。

さて今回も締めは、藤丸タダアキさんにお願いする。彼のブログから、感想を紹介する。



家康は五大老の筆頭として、政権の安定を理由に秀吉に遺言を一筆書かせます。「いえやす としいえ てるもと かげかつ ひでいえ 返す返すも秀頼のことを頼み候」。家康は本多正信や近臣だけで秀吉に会います。こんな場面は実際はなかったでしょう。人払いする場合は基本1対1です。会いに来た方が合う人よりも多いことはありえないですね。第一、不用心です。

そして、秀吉の亡き主君信長の甲冑を持ってきます。片桐且元はそれを阻止できませんでした。真田丸31回の題は終焉です。こういう組織体制の揺るぎも体制の終焉を感じずにはいられません。

そして三成等も対抗するように遺言を書かせます。そして、茶々(淀君)は息子の秀頼を秀吉に会わせません。年齢が離れすぎていると子供が小さい時に父は老衰するんですね。そして小早川秀秋は秀吉が大事にしていた枕元の火を消してしまいます。秀秋が愚者だったということの印象作りでしょう。石田三成は水を被ることで秀吉の無事を願掛けします。

秀吉は秀頼に会います。そして、その夜に血だらけの秀頼の幻覚を観ます。秀吉はやはり家康を頼りにしながらも怖かったのでしょう。そして秀吉は信繁に三成を支えるように言いました。信幸の子は二人います。父昌幸の兄信綱の子供こう(長野里美)との間の子 百助。そして本多忠勝の娘稲(吉田洋)との間の子 仙千代です。



忠勝が孫の顔を見に来ます。そして仙千代をかわいがりますが、仙千代は泣き叫びます。信幸の正室は稲です。しかし長男は百助なんですね。ここに真田家の徳川家への意地というか誇りを感じます。そのことをまだ忠勝に言っていなかったのですね。信幸はそれを家康に頼みます。そして、同時に昌幸が放った刺客出浦昌相が家康を襲おうとします。この話はフィクションでしょう。しかし、家康は秀吉政権下で何度か暗殺計画の対象になっています。

そして、秀吉の最後が訪れます。享年62歳。「つゆとおち つゆときえにしわがみかな なにわのことは ゆめのまたゆめ」辞世の歌です。真田丸31回は終焉という題でした。真田丸31回の感想です。

豊臣家は後継者が秀頼(6歳)しかいません。それを支えるのは血縁関係のない家来たちです。実際に養子などになった人物でも最後まで豊臣家に殉じたのは宇喜多秀家ぐらいでしょう。そして、その豊臣政権の最大の脅威は徳川家康でした。家康は秀吉と小牧長久手の戦いで激突し勝利しています。ある意味秀吉に十分な年齢・才覚の後継者がいない以上、自然と徳川家康の天下になる。そう多くの人の頭の中に浮かんだでしょう。

真田丸31回終焉の感想を書きました。真田丸32回は石田三成と徳川家康がいよいよ激突します。
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