昨日(8/22)、南都銀行は安堵町と「地方創生にかかる包括連携協力に関する協定」を締結した。早速、今朝(8/23)の奈良新聞に記事が載った。見出しは「総合戦略実現へ協力 安堵町と南銀が協力締結」だ。記事全文を紹介すると、
安堵町は22日、南都銀行(奈良市、橋本隆史頭取)との間で「地方創生にかかる包括連携協力に関する協定」を締結した。協定期間は平成32年3月末まで。平成27年度に同町が策定した「安堵町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実現に向け、同行が、地域産業振興・雇用創出事業、創業支援や地域経済活性化事業、移住・定住促進事業などで協力する。
この日、安堵町東安堵の同町役場で行われた締結式には、西本安博町長と同行の河井重順常務取締役らが出席。西本町長は「力を借り、多面的に協力することで町をよりパワーアップしたい」とあいさつ。河井常務は「活力創造銀行として、町と一緒に全力で取り組みたい」と応え、協定書を交わした。
※写真はすべて、安堵町役場で8/22に撮影
南都銀行のニュースリリースに連携事業の中身が書かれている。
●連携事業
(1)地域産業の振興と安定した雇用の創出に資する事業
(2)創業支援および地域経済の活性化に資する事業
(3)地域づくり、地域の活性化および移住・定住促進に資する事業
(4)その他、地方創生の推進に資する事業
当行は、金融機関としての知見とネットワークをもって、これらの事業に積極的に連携・協力してまいります。具体的には工業用地への企業誘致促進に対する支援や、安堵町の観光資源のPR、移住・定住支援制度との連携等に取組んでまいります。
安堵町といえば日本近代陶芸の巨匠・富本憲吉の出身地。現在、奈良県立美術館では9月25日まで企画展「富本憲吉 憧れのうぶすな」が開催中だ。なお「うぶすな(産土)」とは、生まれた土地のことで富本は安堵を「うぶすな」と呼んでいた。2017年1月には体験型宿泊施設「うぶすなの郷 TOMIMOTO」がオープンする。この事業も連携事業の1つだ。同施設のHPによると、
2012年5月、惜しまれながら閉館した富本憲吉記念館。富本の生家であり、また富本の陶芸の原点であった家は体験型宿泊施設「うぶすなの郷 TOMIMOTO」として生まれ変わる。
大和の歴史と人間国宝・富本憲吉を感じる宿。地元の食材をたっぷり使ったレストラン。新しい息吹を生み出す陶芸工房&ギャラリー…安堵や斑鳩の歴史や文化を楽しみながら、緑豊かな空間で自分と向き合う。そんなぜいたくな時を過ごしていただけます。
本年(2016年)4月3日(日)、私は同町の岡崎川畔のお花見会(第5回夜桜まつりと夢あかり)を見に行った。そこで「安堵観光ボランティアの会」に所属する女性(ご主人の退職に伴い、老後の住まいとして安堵町に引っ越してこられたばかりの方)と少しお話しした。「安堵町は単なるベッドタウンではなく、地域住民が生き生きとしており、ボランティア活動も活発。私も楽しく奉仕させていただいています」と元気に語っておられた。私は「安堵町にはムラ(共同体)が残っている」と実感した。
何度か「安堵町観光ボランティアガイドの会」のご案内で、町内を巡り、当ブログでも紹介した。中家住宅、歴史民族資料館、極楽寺(広島大仏)、飽波神社など、町内に観光資源は数多い。復活された飽波神社の「なもで踊り」も拝見した。特産の牛肉をたっぷり使った名物「あんどの芋煮鍋」はとても美味しくて、「あったかもんグランプリ」では2度も入賞している(優秀賞および審査員特別賞)。
「安堵町まち・ひと・しごと創生総合戦略」でめざす町の将来像は「ひと・まちが輝き 生涯快適に暮らせるまち」。この目標に向かい、銀行と町が手を携えて町を盛り上げていきたい。安堵町の皆さん、頑張って行きましょう!
安堵町は22日、南都銀行(奈良市、橋本隆史頭取)との間で「地方創生にかかる包括連携協力に関する協定」を締結した。協定期間は平成32年3月末まで。平成27年度に同町が策定した「安堵町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実現に向け、同行が、地域産業振興・雇用創出事業、創業支援や地域経済活性化事業、移住・定住促進事業などで協力する。
この日、安堵町東安堵の同町役場で行われた締結式には、西本安博町長と同行の河井重順常務取締役らが出席。西本町長は「力を借り、多面的に協力することで町をよりパワーアップしたい」とあいさつ。河井常務は「活力創造銀行として、町と一緒に全力で取り組みたい」と応え、協定書を交わした。
※写真はすべて、安堵町役場で8/22に撮影
南都銀行のニュースリリースに連携事業の中身が書かれている。
●連携事業
(1)地域産業の振興と安定した雇用の創出に資する事業
(2)創業支援および地域経済の活性化に資する事業
(3)地域づくり、地域の活性化および移住・定住促進に資する事業
(4)その他、地方創生の推進に資する事業
当行は、金融機関としての知見とネットワークをもって、これらの事業に積極的に連携・協力してまいります。具体的には工業用地への企業誘致促進に対する支援や、安堵町の観光資源のPR、移住・定住支援制度との連携等に取組んでまいります。
安堵町といえば日本近代陶芸の巨匠・富本憲吉の出身地。現在、奈良県立美術館では9月25日まで企画展「富本憲吉 憧れのうぶすな」が開催中だ。なお「うぶすな(産土)」とは、生まれた土地のことで富本は安堵を「うぶすな」と呼んでいた。2017年1月には体験型宿泊施設「うぶすなの郷 TOMIMOTO」がオープンする。この事業も連携事業の1つだ。同施設のHPによると、
2012年5月、惜しまれながら閉館した富本憲吉記念館。富本の生家であり、また富本の陶芸の原点であった家は体験型宿泊施設「うぶすなの郷 TOMIMOTO」として生まれ変わる。
大和の歴史と人間国宝・富本憲吉を感じる宿。地元の食材をたっぷり使ったレストラン。新しい息吹を生み出す陶芸工房&ギャラリー…安堵や斑鳩の歴史や文化を楽しみながら、緑豊かな空間で自分と向き合う。そんなぜいたくな時を過ごしていただけます。
本年(2016年)4月3日(日)、私は同町の岡崎川畔のお花見会(第5回夜桜まつりと夢あかり)を見に行った。そこで「安堵観光ボランティアの会」に所属する女性(ご主人の退職に伴い、老後の住まいとして安堵町に引っ越してこられたばかりの方)と少しお話しした。「安堵町は単なるベッドタウンではなく、地域住民が生き生きとしており、ボランティア活動も活発。私も楽しく奉仕させていただいています」と元気に語っておられた。私は「安堵町にはムラ(共同体)が残っている」と実感した。
何度か「安堵町観光ボランティアガイドの会」のご案内で、町内を巡り、当ブログでも紹介した。中家住宅、歴史民族資料館、極楽寺(広島大仏)、飽波神社など、町内に観光資源は数多い。復活された飽波神社の「なもで踊り」も拝見した。特産の牛肉をたっぷり使った名物「あんどの芋煮鍋」はとても美味しくて、「あったかもんグランプリ」では2度も入賞している(優秀賞および審査員特別賞)。
「安堵町まち・ひと・しごと創生総合戦略」でめざす町の将来像は「ひと・まちが輝き 生涯快適に暮らせるまち」。この目標に向かい、銀行と町が手を携えて町を盛り上げていきたい。安堵町の皆さん、頑張って行きましょう!