tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

楽しい年末イベント、12月19日(土) に橿原市内で開催!(2015 Topic)

2015年12月06日 | お知らせ
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、12月19日(土)に楽しい年末イベントを開催します! 充実の3部構成で、午前中は、今井町でのランチ企画、午後はかしはら万葉ホールで講演が3本(途中入退場可)、夜は懇親会(飲食つき納会)。どなたでもご参加いただけます。概要を紹介しますと、
※トップ写真はかしはら万葉ホール。橿原市観光協会のHPから拝借


今井町を案内する若林会長

Ⅰ.「中世の町・今井の心を学ぶ」(ランチと講話)
今井町(橿原市)を散策したあと、新作の料理をいただきながら、お話をお聞きします。
ぜひお友達もお誘い合わせの上、ご参加ください!
1.日 時
 2015年12月19日(土)10時00分 近鉄橿原線八木西口駅 西出口付近に集合
2.内 容
 華甍(はないらか)および旧米谷家住宅(重要文化財の建物)内で、若林稔さん(今井町町並み保存会会長)のお話をお聞きします。ランチには、同住宅のかまどで炊いた特製釜飯(かやくごはん)をいただきます。現地で13時までに解散します。
(ご希望者は「かしはら万葉ホール」に向かい、Ⅱのイベントに参加。)
3.参加費  2,000円(昼食代および今井町への協力金を含む)
4.申込締切 12月11日(金)
5.申込方法
 Eメールで、以下のアドレスにお申し込みください。その際、ご住所・お名前・携帯電話番号(お持ちでない場合はご自宅の電話番号)をお書きください。複数名でお申し込みの場合、電話番号は代表者の番号だけでも結構です。
 ooyama7@mail.goo.ne.jp


今井町では朝ドラ「あさが来た」のロケも。写真はNHKのHPから拝借

Ⅱ.「講演会・研究発表会」
 橿考研・学芸課長による記紀絵画に関するご講演と、奈良まほろばソムリエの会の会員による空海(高野山開創1200年記念)に関する研究発表(講話)です。ぜひ、ご参加ください!(途中入退席可)
1.日 時
 2015年12月19日(土)13時30分~(受付13時00分)
2.場 所
 かしはら万葉ホール5階(橿原市小房町11-5)
3.内 容
(1)講演会(13時30分~15時00分)
 講師 橿原考古学研究所学芸課長 橋本裕行氏
 演題 「明治期の日本画に描かれた記紀」
(2)研究発表会(当会会員による講話 15時10分~16時50分)
 ・「空海の生涯」鉄田憲男専務理事
 ・「空海の風景を訪ねる」長岡光彦理事
4.アクセス
 近鉄畝傍御陵前駅から徒歩15分、大和八木駅から20分
 (Pあり。バスは大和八木駅13時15発 万葉ホール前下車の便あり)
5.参加費 無料
6.申込締切 12月11日(金)
7.申し込み方法
 Eメールで、以下のアドレスにお申し込みください。その際、ご住所・お名前・携帯電話番号(お持ちでない場合はご自宅の電話番号)をお書きください。複数名でお申し込みの場合、電話番号は代表者の番号だけでも結構です。
info@stomo.jp

Ⅲ.「懇親会」(飲食つきの納会)
1.日 時
 2015年12月19日(土)17時00分~
2.場 所
 かしはら万葉ホール レセプションホール
3.参加費
 男性5,000円、女性4,000円(当日、受付で集金)
4.申込締切
 12月11日(金)
5.申し込み方法(Ⅱ.に同じ。ⅡとⅢはまとめて1本のメールでお申し込みできます)
 Eメールで、以下のアドレスにお申し込みください。その際、ご住所・お名前・携帯電話番号(お持ちでない場合はご自宅の電話番号)をお書きください。複数名でお申し込みの場合、電話番号は代表者の番号だけでも結構です。
info@stomo.jp

いずれも、当会会員以外のご参加、大歓迎です。
賑やかな3部構成の年末イベントです。お好みのイベントに、ぜひご参加ください!
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講演「元興寺の節分会とガゴゼ」(by 辻村住職)、12月25日(金)午後2時!(2015 Topic)

2015年12月05日 | お知らせ
昨日(12/4)、奈良市中部公民館(三条通・奈良市観光センターの階上)に立ち寄ったところ、こんな講演会があることを知った(参加無料・要申し込み)。主催は公益財団法人「奈良市生涯学習財団」である。同法人のHPによると、
※トップ画像は「調布 妖怪通信」から拝借

講座名 知っとこ!奈良~元興寺の節分会とガゴゼ~

内容 ユネスコの世界文化遺産「古都奈良の文化財」のひとつに登録されている元興寺は、かつてはならまち一帯に伽藍を配する巨大寺院でした。鎌倉時代から江戸時代にかけて庶民信仰が色濃くあり、仏教民俗資料が多数現存しています。本講座では、元興寺のシンボルである元興神(ガゴゼ)と節分会を中心にご講演いただくことにより、元興寺とならまちとの関係や庶民信仰のよりどころとなった背景等を伺います。奈良の新たな魅力を発見しましょう!

日程 21015年12月25日(金)
時間 14時~15時30分
講師 元興寺住職の辻村泰善さん
主催 (公財)奈良市生涯学習財団
会場 中部公民館4階 第4講座室
対象 奈良市在住・在勤の成人
募集人数 60人
料金等 無料

申込方法 「参加申込」フォームまたは往復はがき(講座名・〒住所・名前・ふりがな・電話番号・年齢をご記入)でお申込ください。申込多数の場合は抽選となります。
申込締切日 2015年12月16日

交通案内 近鉄奈良駅から徒歩5分、JR奈良駅から徒歩10分、三条通りとやすらぎの道の交わった角。2階から上が公民館となります。


ガゴゼは、日本の妖怪のルーツといわれる。Wikipedia「元興寺 (妖怪)」によると《飛鳥時代に奈良県の元興寺に現れたといわれる妖怪。平安時代の『日本霊異記』『本朝文粋』などの文献に話がみられ、鳥山石燕の「画図百鬼夜行」などの古典の妖怪画では、僧の姿をした鬼の姿で描かれている》《江戸時代の古書によれば、お化けを意味する児童語のガゴゼやガゴジはこの元興寺が由来とされ、実際にガゴゼ、ガゴジ、ガンゴジなど、妖怪の総称を意味する児童語が日本各地に分布している》。

そんなガゴゼについて、元興寺のご住職がどんな話をされるのか、これは興味津々である。皆さん、ぜひお申し込みを!

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道の駅 大淀iセンターの「大和肉鶏重」

2015年12月04日 | グルメガイド
おととい(12/2)、川上村へ向かう途中で、道の駅 大淀iセンター(吉野郡大淀町芦原536-1)の「レストラン ときん」に立ち寄った。午後1時半を回ったのに昼食をとっていなくて、空腹がピークに差しかかったからである。なお「ときん」は将棋の歩兵ではなく、山伏がかぶる「頭巾」のことだそうだ。当ブログ読者の長谷川力雄さんから早速、コメント欄でご教示いただいた。「道の駅の建物にも、頭巾が1つ付いています。大淀町には 石塚があります。修験者が、各地から持ち寄った石をピラミッド型に積み上げたモニュメントです」とも。これは知らなかった。


こんな「おもてなし」も

「レストラン ときん」は、ランチタイムには多くのお客さんで満席なので、入ったことがなかった。しかしこの時間にはお客はまばらで、すぐに席を確保することができた。ここは自販機で食券を買うシステムである。少し迷った末、「大和肉鶏重(やまとにくどりじゅう)」1,200円にした。写真の鶏肉がとても美味しそうだったからである。これは県「奈良のうまいもの」メニューの、大和肉鶏照焼丼をアレンジした料理である。


少し待ったあと、写真のお重にありついた。これ以上載せられないくらい、たくさんの大和肉鶏が載っている。「お好みで、こちらのタレをおかけ下さい」とのこと。鶏肉はごくあっさりと仕上げてあり、甘辛い醤油ダレをかけて味を調節するのだ。すこしタレをかけて鶏肉をひと口。おおっ、これは旨い!タレには肉鶏のエキスが凝縮していて、これが鶏にもご飯にもピッタリとマッチする。当ブログご愛読者の酒仙堂さんが以前「大和肉鶏照焼丼は鶏肉を照焼にして、またそこにタレで絡めるので辛すぎ」とおっしゃっていたが、これならお好みの濃さでいただける。



デザートに何か食べたくなって、「番茶ソフトクリーム」350円をカウンターで注文。大淀町産の番茶(ほうじ茶)を使い、さらに番茶パウダーをふりかけてくれるのである。甘さの中にほろ苦いコーヒーのようなココアのような趣きで、これも美味しい。抹茶のソフトクリームは、京都の人が考えたそうだ。番茶ソフトクリームは、他府県ではあまり見かけない。もしかすると奈良県の人が考えたのかも知れない。ご存じの方がいらっしゃれば、ぜひご教示いただきたい。

大淀町はあまり観光地のイメージがないが、この道の駅には季節の野菜や果物がたくさん並んでいて、また加工品や木製品も充実している。吉野方面にお出かけの折は、ぜひ「道の駅 大淀iセンター」と「レストラン ときん」をご利用ください!
コメント (4)
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おん祭と春日信仰の美術(奈良国立博物館)は12月8日(火)~1月17日(日)!(2015 Topic)

2015年12月03日 | お知らせ

奈良国立博物館では恒例の「おん祭(まつり)と春日信仰の美術」(特別陳列)が始まる。期間は2015年12月8日(火)~2016年1月17日(日)まで。同館のHPによると、
※トップ画像は、春日若宮御祭礼絵巻下巻(春日大社)。同館のHPから拝借

平安時代以来、脈々と続く春日若宮の祭礼「おん祭」の時期にあわせ、おん祭及び春日信仰に関連する絵画・文書・工芸品などを展示します。

【特集】御旅所
春日若宮おん祭は、一年に一度、常の住まいを離れて御旅所(おたびしょ)の御假殿(おかりでん)に遷座(せんざ)される若宮神の前に、さまざまな芸能などを奉納するお祭りです。長承4年(1135)の若宮社御創建を承け、翌保延2年(1136)9月17日に始まったとされ、その後祭日は変わりましたが、今年で880回目を数えます。

本展覧会は、伝統ある春日若宮おん祭を取り上げ、絵画や文献史料等を通じ、おん祭の歴史と祭礼を紹介し、あわせて春日信仰に関する美術を展示する恒例の企画で、今年で10回目を迎えます。本年は、祭礼の間、若宮神が遷座する御旅所の御假殿にスポットを当てるとともに、平安時代の若宮社創建にまつわる上皇や貴族の動向を紹介いたします。


開館日、開館時間などの詳細は、こちらをご覧いただきたい。奈良の2大行事といえば、東大寺二月堂修二会(お水取り 2/20~3/14)と春日若宮おん祭(12/15~18)。これらの行事を目前に控え、奈良国立博物館では今年も特別陳列として「おん祭と春日信仰の美術」と「お水取り」(2016年2月6日(土)~3月14日(月))が行われる。展示は毎年工夫を凝らしているので、見逃せない。皆さん、ぜひ奈良国立博物館に足をお運びください!


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奈良県ビジターズビューローの着地型旅行 第1弾が登場!(2015 Topic)

2015年12月02日 | お知らせ
奈良新聞(12/1付)に「着地型ツアーを全国販売 県内の奥深い魅力体験」という記事が出ていた。奈良県ビジターズビューロー旅行商品企画販売部が作った旅行企画の第1弾である。移動はバスとタクシーを使う。記事から抜粋すると、
※トップ写真は、念仏寺陀々堂(五條市)の「鬼走り」

県ビジターズビューロー(理事長・荒井正吾知事)は、参加者が現地集合、現地解散する着地型の県内ツアーを全国で販売した。本年度から旅行商品企画販売部を新設して、県内の奥深い魅力を体験できる商品の造成に取り組んでおり、その第1弾となる。

ツアーは1泊2日で来年1月に実施。内容は、(1)「『座学』で知る冬の奈良の小正月~念仏寺『陀々堂の鬼走り』」と『御所伏見』菩提寺」(14~15日)(2)「名園『依水園』から観る若草山焼きと特別公開の至宝」(23~24日)―の2件…


記事をまとめると、いずれも@39,000円(税込み)の添乗員付き1泊ツアーで、お問い合わせは同ビューロー(0742-81-8680)。

(1)念仏寺「陀々堂の鬼走り」と御所伏見「菩提寺」(1月14~15日)
近鉄橿原神宮前駅集合。橿原ロイヤルホテルで吉野町教育委員会の担当者から、火祭りの風習などを学び、そのあと五條市・念仏寺「蛇々堂の鬼走り」を見学。同ホテルに泊まり、翌日は行基ゆかりの菩提寺を参拝。近鉄大和八木駅で解散。定員=40人。

(2)「依水園」から観る若草山焼きと特別公開(1月23~24日)
近鉄奈良駅集合・解散。依水園を借り切って山焼きを見学。翌日は葛城市の石光寺で寒ボタンの鑑賞と弥勒如来(特別開扉中)の拝観。宿泊は奈良市のホテルフジタ奈良。定員=25人

念仏寺「蛇々堂の鬼走り」は、なかなか見る機会のない火祭りだし、「依水園」から眺める山焼きとは、オツなものである。私も都合がつけば、どちらかに参加したいと考えているところだ。皆さん、こんなスペシャルツアー、いかがですか?
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