鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

記憶と和解の碑

2022年01月24日 08時27分44秒 | 懐疑・猜疑・疑義






天ヶ瀬ダムの下、白虹橋の北詰に詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の「記憶と和解の碑」が建てられていた。
治安維持法違反の疑いにより逮捕され1年半後に獄死したとある。
どのような獄死であったかは、関係者がいくら調べても、はっきりとは分からないようだ。
墓場に持っていかれてしまった不都合な真実があったのだろう。
民族間の対立を煽らないと立場が危うくなる勢力は、真実から目を逸らさせ和解を阻む努力を怠らない。
昨日のテレビで『アンネの日記』のアンネ・フランク一家が隠れていることをナチスに密告した人が特定されたというニュースがあった。
同じユダヤ人が、自分の命を守るために、同胞を売ったということだった。
そういう事ごとを、せめて記憶に留めておきたい。

2回目がキツいと聞いていた、ワクチン接種後の症状が1日遅れでやってきて、久々の発熱と頭痛。
今朝はもう発熱が収まっていて、頭を振ると頭痛は少し、注射痕の腕の痛みも相変わらずだけれど、明日には全快となる予定。
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ワクチン接種と天ケ瀬ダムと白虹橋と宇治川

2022年01月23日 08時58分08秒 | 懐疑・猜疑・疑義








今までインフルエンザの予防接種ですら一度もしたことがないのに、今回の騒動の大勢に押されて一回目のワクチン接種を受けたのが昨年末。
自動的に3週間後が予定されていたのだが、その日は大事な用のあることを思いだし、延期手続きをした後の昨日が第二回目予定日で、いやいやながら摂取を受けた。
『ワクチンの反復摂取による免疫破壊』というような話もあって、まことにもって不本意ながら長いものに巻かれる。
私の癌手術をした担当医師は二回目接種の後がかなりキツかったとのことで、私もオムロンの計器が身体年齢54歳と示すからにはキツイかも知れない。
腕を上げると少し痛い程度の接種後10時間の今こそ、鎮痛剤を呑むべしとイブA錠を呑む。
1回目は寝返りの度イテテテと目が覚め、左を下には出来なかったのだったが、軽減されるのか解消されるのか、これから風呂に入り、寝る(A.M.0:35)。
53歳だったのに、ワクチン接種を受けたのだからと回転寿司を腹いっぱいと、夜食にラーメンまで食べたら体重1kg増の54歳になっていた。

市役所でのワクチン接種後、天ヶ瀬ダム下の白虹橋を渡り、森林公園に行き、ダムに降りた。
鳳凰湖にいたのはカワウ、キンクロハジロ、オシドリ、カイツブリ、オオバンで、空にはトンビ。
双眼鏡を持っていってたら、もっと確認できたはずなのに、ふと思い立っての寄り道だったからカメラさえ持たずにスマホだけだったのが残念。

寝坊して8時頃起き、腕を上げたら痛いものの真っ直ぐ上まで上がったので、痛み止めの効果はあったようだ。
夜中に何度か寝返りを打つ時に目が覚めたけれど、イテテテではなく、イテ程度で左を斜め下になら可能だったから上出来の、体温は36.17℃。
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防草シートの味気なさ

2022年01月21日 09時21分29秒 | 懐疑・猜疑・疑義




丘陵地の斜面にある高校の桜の木の下が防草シートに覆われたことは昨年の3月15日に書いた
畑の畝を覆うマルチとは違い、耐性のある強力シートは1年経っても真新しいままで、また気になって撮った。
この斜面に生える雑草を刈る手間を省くためだろうけれど、無粋で味気なくて呆れるばかりだ。
昨年の記事と重複してしまうけれど、また思うことを書いてみる。
雑草と言えども、植物に覆われた斜面の緑は目の保養となるのに、草も生えさせないような環境は生徒の情緒面に影響しないだろうか。
防草シートでも通水性はあるのだろうか。
桜に必要な水は斜面の上からシート内に雨が流れ込む仕掛けなのだろうか。
幹を伝って根元に届く雨もあるので水は十分なのだろうか。
桜が枯れ始めてから慌ててシートを外すようなことにならないかと心配になるが、1年間は枯れずにもったことになる。
この桜の樹々は歩道の上にかぶさるように伸びて、春の開花時季は見事な桜花のアーケード状態だった。
その後、車道まで伸びた枝を切るというような感じではなく、ばっさりと刈り上げて様相が変わった。
道路から見える校内には、まだ土の斜面が残っているのだが、いずれ防草シートで覆うつもりだろうか。
樹々が植わっていても地面に草花のない学校は美しくない。
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3人下山せず、午後8時捜索打ち切り、午前7時頃から捜索開始

2022年01月18日 07時46分05秒 | 懐疑・猜疑・疑義


北海道富良野スキー場のコース外でスノボーをやっていた人が遭難した。
2次災害を起こさぬよう夜間の捜索をしないと、多くの自然災害や事故の場合に報道されるのだが、その度に思うことがある。
非常に厳しい条件下であろうと、家族の願いをふりきって、何故打ち切りとするのだろう。
72時間生存率ということが言われるけれど、冬山の夜のことだからもっと厳しいだろうに、むざむざ11時間を無駄にする。
南極探検隊員のような防寒具を身につけ、無線機も身につけ、ロープを伸ばしながら数人1組の特殊部隊が夜中中捜索する、といったことを聞かない。
暗視レンズとか、生体感知レーダーとか、ドローン部隊とか、いろんな秘密兵器めいた機器が発明され実用化されているはずなのに何故だろう。
英雄的蛮勇ではなく、訓練された行動力と判断力を持った特殊グループが、最先端小型科学機器を装備して様々な悪条件にも立ち向かって欲しいと、ついつい思ってしまう。
救助用の装備や機器の開発が遅れているのだろうか、アイディアは有っても、金にならないからだろうか。
遭難した3人と携帯電話が通じないとのことで、待つ家族には不安で辛いばかりの時間だろう。
3人が雪洞を掘って励まし合いながら救助を待っていて、無事に発見救出となれ、と切に思う。


1/19追記;願った通りに、雪洞を掘り、中で励まし合って夜を過ごしたそうだ。めでたしめでたし。遭難ニュースを流したのなら、その後のことをちゃんとニュースで伝えて欲しいものだ。
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新型コロナ・ウィルス・オミクロン株のこと

2022年01月16日 09時49分49秒 | 懐疑・猜疑・疑義






風邪は万病の元と言われ続けてきて、風邪に効く薬はないとも言われてきた。
鼻水がでる、くしゃみが止まらない、咳が出る、喉が腫れる、熱が出る、身体がだるいなどの症状には、それぞれに効くと謳う処方薬が市販されている。
複合的症状が出てしんどいからと医者に診てもらい、薬も処方してもらうわけだけれど、決定的に風邪のウィルスに対する特効薬は無いと言われてきた。
名前の知れた、特に伝染力の強い風邪が、流行性感冒と言われるインフルエンザAとかBだ。
インフルエンザとは、最近よく言われるインフルエンサーと語源は同じなので、影響が多大な流行性感冒ということになる。
インフルエンザは気道性感染症とも言われるようで、ひどくなったら肺炎になり、年寄りの死因の多くを占めるのが肺炎だから、抵抗力がないと危ないことになる。
インフルエンザ脳症という5歳以下の乳幼児に起きる症状は、まれに大人でもあるそうだけれど、今回の新型コロナ・ウィルスで、そうなったというニュースは聞かない。
今回のコロナ・ウィルスは赤ん坊が罹ったとか子どもが重症になったとかもニュースで言わない気がする。
幼い子の免疫力というのか抗体は強力に作用して、今回の新型コロナ・ウィルスは皆が気をつけていることもあって、重篤化しないのだろうか。
以前から冬には風邪が流行って、特にインフルエンザで学校を休む児童が増えると、それ以上蔓延しないように学級閉鎖ということは、たまに各所で行われていた。
学校がそのようなことをしても、地域をあげてとか自治体の総力をあげてというのはなかった。
ところが、今回は国際レベルで国をあげて、新型コロナ対策をしている。
そうしてオミクロン株が発見された南アフリカでは、急上昇した波は1ヶ月半で収まった。
アメリカも波が下降に転じて経済優先の姿勢に転じている州が多くなり、規制はどんどん解除されつつあるようだ。
なぜ、多い国と比べたら一桁も二桁も感染者と言われる数が少ない日本なのに、毎日大騒ぎするのだろう。

毎日急激に数が増えているのは、不安が不安を呼んで、多くの人が検査を受けるからだろう。
症状は出ていなくても鼻の奥にウィルスが付着していたら感染者(陽性)とされて、周りが濃厚接触者として、検査させられたり隔離されたりするようだ。
数年前まで、風邪を引いても2,3日で治り、医者とは無縁だった人まで濃厚接触者として、行動制限をされているのだろう。

今回の風邪(オミクロン株)の感染力は強そうだけれど、弱毒化した変異株なので、冬になると流行る今までの風邪となんらかわらないように見える。
一昔前なら、話題にも上がらなかったことなのに、違うのは名前がついてしまったことで、追い続けなければならなくなってしまったことのようだ。

皆が接触を避けながら頑強な目に見えない鎖で互いを縛り合っているように見える。
市民国民が、自分をもっともっと縛ってくれと行政を突き上げているように見える。
有史以来初めての不思議な現象が世界に広がっている。
私は大勢に負けて、長いものに巻かれるべく昨年末に1回目のワクチン接種を受けたけれど、2回目をどうしようかと悩ましい。


追記;画像の綿毛は、秋明菊の成れの果てと判明。
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身近なプチホラー

2021年09月12日 12時03分12秒 | 懐疑・猜疑・疑義


先日取り上げた蟻筏(ありいかだ)がまだ続いているが、少し規模が小さくなってきたようで、蠢きも弱ってきたような気がする。
水だけではエネルギーが保てないだろうし、本当に目的が分からない。
初めの頃は、小さな葉っぱにしがみつくように密集していたけれど、一昨日辺りから周囲にバラバラと離れて浮いているのが数匹見られる。
これくらい小さいと、アリも水面を一定程度歩けるようで、脚を引き抜き引き抜きかろうじてという動きをして浮いて歩く。
一旦踏み込んでしまうと水面に立ち上がることはできないようで、そうなると半分水没しながらゆるくあがいている。
もしかしたら女王が死んだとか水没してしまったのかも知れないなどと思う。
離れて浮いていたアリがまた集団に近づくと、縁にいたアリたちが助け上げるような動きをして集団に戻る。
現状打破なり新展開を求めて選ばれたモノが、あるいは自然発生的に力のあるモノが離れて行くのかも知れない。
アフリカの大峡谷で発生した人類が世界中に散らばったように、というのは大げさか。

身近なホラーとしたのは、このことではない。
お隣のご主人に一昨日聞いた話なのだが、パセリに発生したキアゲハの幼虫を家で育てていた顛末が恐ろしい。
私もそうなのだが、ナス、ピーマン、キュウリの株間にコンパニオンプランツとしてマリーゴールドやパセリを植えている。
キアゲハと分かっているので幼虫のついた葉っぱを摘んで飼っていたら、食べ尽くしてしまい、畑のパセリもなくなってしまったのだと言う。
湧いた虫を全数育てて蛹から羽化まで見守ろうとしたのが途中で断念は無念なので、仕方なくスーパーでパセリを買ってきたのだそうだ。
私より一回りほど上の夫婦だけれど、失礼ながらかわいらしいところがある人たちなのだな、と嬉しい。
そうして買ったパセリを与えたところ、一日経ったら全数が真っ黒に変色して死んでしまったのだそうだ。
恐ろしいもんです、と嘆いていた。
たまたま、そのパセリが病気になっていたのか、人間には問題のない程度の農薬が使われていたのか、検査があるかどうかは知らないけれど、そのロットだけが農薬が強くて、それでも店頭に並んでしまったのか。
いずれにせよ、お隣さんと私は今後、スーパーでパセリを間違っても買うことはないということが決定的だ。
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金メダルを噛むということ

2021年08月16日 18時49分18秒 | 懐疑・猜疑・疑義


『新型コロナウィルスのこと ⑤』を書かなければならないのに、雑事と骨休めとうたた寝に時間を取られてできない。
そうしてこれならスラスラと書けそうだと思うのが、金メダル噛み問題。

*誰が何の意図があって始めたことなのだろう。
 ・優勝者に対して、以前は本物の金でできた小さなメダルを授けたのだが、選手が本物の金かどうか噛んで確かめた。
 ・優勝者ばかりではなく、メダルを受けたことが嬉しくて、自分の物だということを示すために噛んでしまった選手がいた。
 ・メダルはあなたの物ですよということで、カメラマンが選手に噛むシーンを要求するようになった。
   さぁ、どれか、それともどれとどれなのだろう。
*表彰式で賞状が無くなったのはいつからなのだろう。
 ・正賞は優秀な成績を修めたことを証明する証書で、メダルは副賞のはずではなかったか。
 ・名誉は歴史に刻まれるのであり、メダルは副賞の象徴でしかない。
*河村名古屋市長は金メダルをなぜ噛んだのか。
 ・嬉しかったんですね、きっと、それにテレビカメラも回っているから、演技の時と心得た。
 ・金メダルを掛けてもらったのだから、自分が表彰台に立ったような高揚感を感じてしまった。
 ・市長が自分に掛けて欲しいと要求したのだろうか。
 ・記者やカメラマンがそそのかしたのだろうか。
 ・噛む真似してみてくださいと言ったら、いっそ噛んじゃおうと、受ける筈という茶目っ気が生じた。
 ・ところで率先してソフトボール選手が、好意的サービス精神から掛けて差し上げたのだろうか。
*金メダル所有者のソフトボール選手は大人の対応で、その場は穏やかに過ぎたとか。
 ・バッチイことをしてくれちゃってモォ、とは思ったに違いない気がする。
 ・選手に対してリスペクトが足りないとトヨタが抗議したとか(最初に貶めたのはトヨタか、バカなことをしたものだ)。
 ・今のコロナ禍にあってあり得ないこととか何とかマスコミが騒いでいる(河村市長をばい菌扱い)。 
 ・市長に金メダル授与報告の表敬訪問などそもそも必要あるのかどうかという意見もあった(段取りする人は誰?)。 
 ・選手本人はどう思っているかが出てこないということは、もう彼女の意思など関係なしに話題が一人歩きしている。
 ・メダルが日本オリンピック委員会によって交換されることになったとか。
   交換して返ってきたメダルをどうするんだろう、なぜそんなことにオリンピック委員会がしゃしゃり出るのか。
   河村市長が(ワシが買い取ろう思うとるんやが・・)なんて言い出したりして。
 ・外国の選手で、止むを得ぬ理由で金メダルをオークションにかけると言っている人がいるそうだ。
    (銀メダルでした。やはり善意のパトロンが現れたようです8/17)
   メダルそのものには値打ちなどあまりないはずだが、援助という考えとコレクション志向から高値で
   落とされるのだろう。
   例のソフトボール選手のメダルも、河村市長が噛んだメダルということで値が上がったかも
   しれないのに(それはないか)。
 ・河村名古屋市長は給与3ヶ月分150万円を自主返納するそうだ。
   給与が安いという意見もあるそうで、これは当選直後に自分で市長給与を下げるよう議会にはかって
   承認されたものだろう。
   (私は、以前河村市長がマスコミに頻繁に出始めた頃、名古屋に移り住みたいと思うほどに好きになったことが
    あったけれど、だんだんと胡散臭いと感じるようになり、維新の会に参加したことで気持ちは完全に離れ、
    勘違いオッサンと思っている。)

何となく箇条書きにしてみた。
ネット上で無責任に書き散らす人たちが勝手に騒ぐ分にはいいけれど、なぜテレビがそんなことまで取り上げて
著名評論家までが意見を言わされているのだろう。
なぜ、物崇拝的にメダルを崇めるのだろう。
皆が足を引っ張りあっての幼稚な話になっているのは、テレビ番組制作者がガキっぽいからとしか思えない。
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新型コロナウィルスのこと ③

2021年08月12日 19時58分38秒 | 懐疑・猜疑・疑義


新型コロナウィルスワクチンは打った方がいいよ、と二回目をもうすぐ打つという時点で、千葉にいる友人が電話で言っていた。
打っていないというだけで偏見に晒され差別を受けるから、とも言うのだった。
副反応が多少あるとはいえ国がタダでやってくれるものを、『百万人と雖もわれ行かん』というような逆らい立ち向かう考えや気概は少しもない。
ただ思うのは、マスコミが数字の上昇を発表すればするほど、まだ大丈夫そうだな大したことないなと思ってしまうのはなぜだろう。
私が生まれる以前の話だけれど、色々と聞かされている結核と比較するからかもしれない。
叔母の一人が二十歳頃に結核で亡くなったと聞いているのだが、逆にまだ特効薬のストレプトマイシンが出る前の結核病棟から生還したという人も何人か知っている。
恐ろしい伝染病でありながら、身内が全部罹るわけではなく、特効薬のない時にでも手厚い看護を受ければ何が決定的に良かったかも分からないまま治る人もいるのだ。
カミユの『ペスト』も若い頃に読んで、座右の書となると思うほど感動した記憶がある。
昔のペストでさえ、よくわからないままでも注意深く気をつければ、罹らないでいられるというように楽観的な見方もした。
昨夜は『NHKスペシャル 最大の危機をどう乗り切るのか〜』を観た。
第5波の新規感染者は、ほとんどがインドで最初に発見されたデルタ株に置き換わっているという。
そうして昨日の感染者は15812人(過去最多)、重症者数1332人、東京は4200人、重症者は197人(過去最多)とのこと。
この数字もPCR検査能力が上がり、希望者も急増しての検査結果が反映されたからではないのか。
無症状で自宅で自主的待機のまま次の検査で陰性になって社会復帰する人はどれくらいいるのか。
それもどれくらいの日数で、年齢内訳はどのようであるか、というようなことが知らされない。
多くの情報をつぶさに比較しているわけではないけれど、私は把握していない。
マスコミは、逼迫した状態や滅多にない重症患者だけを取り上げて映しているのではないか、といつも猜疑心が湧く。
この重症者というのは1日あたりではなく、昨日現在ということなのだろうけれど、この一人一人がどうなったかが知りたいのだ。
そうして番組で紹介された予測では、8月末に東京都の新規感染者は3万人、重症者数は850人となるという。
あくまでこのままいけばという直線なり曲線の先のタラレバで全く信用できない。
ところで置き換わっているということは、どういうことなのか。
今までのアルファ株は集団免疫ができて、感染力が小さくなったということなのか。
デルタ株の国内での感染力は1.95倍と推定されると京大教授らが分析したそうだ。
何十倍と言われればビビるけれど、たった2倍たらずなのね、という見方をしてしまう。
番組では重症者に施す医療のうまくいった例も紹介していた。
大変な状況下に大変な苦労をしている医療従事者のことを『すごい!素晴らしい!』と思いつつ、ここまで医学、医術、医療全般の進歩した状況の先進国JAPANなのだからと、ついつい安心してしまう。
   つづく

画像はコブシの実に張り付いていたカメムシ。
傷がかなり付いているということは、こいつが針を刺して汁を吸っているに違いない。
なんという名だったか、ナラカメムシだったか、オナラカメムシではないはず。
不正確な情報のままのブログで恐縮です。
*ナラカメムシではなく、クヌギカメムシではないかと思われる。
ナラとクヌギを取り違えました。
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新型コロナウィルスのこと②

2021年08月11日 21時06分06秒 | 懐疑・猜疑・疑義


マスコミの伝え方は、センセーショナルに、ことさら数字の上昇を示すばかりのように思われる。
知りたいのは、感染者数、重症者数、死者数ばかりではなく、どういう人がどのような状態で感染してどんな経過を辿ったのかだ。
病気で人が亡くなるのは、たいてい複合的ダメージがあってのことのはず。
亡くなったは、腎臓や肺に疾患を持つ人だったのか、加齢だけではなく体力の劣った人だったのか、一時的に無理をして弱っていた人なのか、生活習慣や偏食や依存症や貧困などの悪条件があった人なのか、全く健康そのものだった人なのか、そういうことが知りたい。
コロナ以前に、他の病気で末期的症状だった人が、だからこそ簡単にコロナに感染してしまい寿命が若干縮まったということでも、コロナで亡くなったという数字に入ってしまうのだろう。
個々の中等症Ⅰ、Ⅱの人も同様で、さらに重症に進んでしまった場合は、それぞれその経緯も知りたいのだ。
つまり私にすれば、前立腺癌も甲状腺癌もやったけれど、切除術をやってもらって、多少の後遺症はあるものの健康的に過ごしているので、コロナウィルスに感染することはまぁまぁないだろうと思っているのだ。
体力を過剰に浪費して疲れ切るというようなことは、決してしない。
手洗い、うがいには消極的だけれど、私が行く店は、ホームセンター、スーパー、薬局、コンビニ、百均、たまに回転寿司くらいで、それぞれ入り口に消毒液が設置してあるから、しっかり手に揉み込む。
店内では不織布マスクを必ず食事中以外は着けているけれど、恐怖感や衛生観念や道徳観からではなく、非難がましい目で見られないためだけ。
喉が乾かないように、いつも潤っているように、コーヒーやお茶などの水分は十分に摂るようにしている。
それに、これは信仰に近いかもしれないが、気管支や蠕動を助けるために龍角散の粉は日に何回も摂る。
ワクチン接種は、住民票のある宇治の家に3週間以上長居できるのは冬だけということになるので、まだ受けていない。
罹らないだろうと楽観的だから、覚悟がある訳でもなく、ワクチン接種に疑問を持っているわけでもなく、冬になってからでも接種券が有効で在庫も潤沢なら打ってもらおうかと思っている次第。

画像はコブシの結実
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新型コロナウィルスのこと ①

2021年08月10日 20時56分26秒 | 懐疑・猜疑・疑義


当初から私は新型コロナウィルスに対しては、とても楽観的で懐疑的で安易な考え方をしていた。
世界中が大騒ぎしても最終的には集団免疫により急速に収束して、幽霊の正体見たり枯れ尾花ということになるんだろうと踏んでいた。
古希を過ぎた年齢であるにもかかわらず、今までインフルエンザ予防注射を受けたこともない。
小学2年生の時、便所から寝間に帰る途中、まっすぐ歩けず左右にフラフラよろける自分の状態が不思議だった。
母親に抱きとめられて布団に倒れ込み、1日以上(2日間かもしれない)昏睡したことがあり、それがおそらくインフルエンザだったと思われる。
その時、インフルエンザに対しては免疫ができたので、以後一切罹らないのではないかと楽天的に思い込んできた。
手洗い、うがい、マスク着用の効果についても懐疑的なのだけれど、病院や店舗に入る際には、用意してあれば手の消毒は欠かさないし、マスクだって不織布のものを必ずしっかりと着ける。
自営業の仕事は、昨年半ばからほぼなくなり、病気治療もあって休業状態になり、仕事仲間からも忘れられそうになっている。
外での遊興も飲み会も無ければ無いで不足を感じないから、テレビとスマホとインターネットさえあれば、いつまでもこもっていられる。
病院通い以外に田舎に行って農事その他をやるのも、誰かの為でも強制された訳でもない、独り遊び。
独り遊びでも、けっこう農産物は採れるので、ヒト様にもお分けするし、日本の食料自給率に貢献している。
先日、関東地方の施設で働いている同級生がご機嫌伺いの電話をくれた。
彼女は仕事柄、PCR 検査を毎週受けていて、かなり気を使っているそうだけれど、『周りにコロナに罹ったという人だれもいないし知らないんだよねー』と言う。
『こちらもそう、田舎でもそう、周りに罹った人は一人もいないよ、テレビの中だけだよね、あれはね、全部フェイクニュースなんだよ』と私は応えたのであった。
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『女帝小池百合子』のことなど

2021年04月30日 10時50分11秒 | 懐疑・猜疑・疑義




4日間かけて、石井妙子著『女帝小池百合子』文藝春秋を読み終えた。
経歴詐称をしている嘘つきが東京都知事に居座っているのかと今更ながら呆れるばかりだった。
現役都知事対象のノン・フィクション・ドキュメンタリーだから尚のこと興味深かった。
私はこの本に書かれてある内容は長い時間をかけての取材という事なので、全面的に信用する。
この本が出版された昨年、ある記者が小池百合子都知事に「本は読まれましたか・・」と問いかけたシーンがあった。
その時の応えは、「忙しいので読んでいる暇はございません」だったと記憶している。
エジプト大学を卒業していない事、まして主席卒業なんてあり得ない事などや多くの嘘と恥が書いてあるのだから読めるはずがない。
コロナ禍さえなければ、この本はもっと注目されて、小池都知事は辞任せざるを得ない状況になっていたのではなかろうか。
コロナとオリンピック開催延期などに救われている強運の持ち主なのだろうけれどいつまで持つか。
知事や議員などの肩書きが何もなくなったときに、おそらく告発されて経歴詐称の罪を問われることになるのだろう。
ちょっとつまらない疑問だけれど、表紙の画像や開いたら載っている子供の頃やエジプト時代などの写真は本人の許可を得る必要があるのではないか。
本人の許可を得なければならない肖像権があっても、許可を求められた時に断ったらやぶ蛇になるので了解したのだろうか。
政治家で嘘つきといえば、外国にもそのように知れ渡っているという安倍晋三元首相が一番に思い浮かぶ。
生育環境は違っても強い権力志向に基づいて節操なく動いたらこのような嘘つきにならざるを得ないのか。

『オールドタイムズ』という本は3週間の帰省中に読もうと思っていたのに数十ページしか進んでいない。
この連休中に読まないと図書館の返却期間に間に合わない。

【新型コロナウイルスワクチン予防接種のご案内】がきた。
必要としている人、ぜひ受けたいと思っている人が全部済んでからでいい。
というより、半ば強制のような脅しというか懐柔があったら、おっとり刀で出掛けようかと。
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朝ドラ「おちょやん」のこと

2021年04月21日 17時45分45秒 | 懐疑・猜疑・疑義




杉咲花の演技が以前の大河ドラマ「韋駄天」で、なかなかに良くて、今回は主役だけにもっと良くて、息を詰めて観ている。
ところがこのドラマ、なにかとやたら盗み聞きが多くて、こちらがどうなるかとハラハラ期待していると、『また盗み聞きかい』と安易な展開に少しがっかりする。
もともと品の良さでみせるようなものではないのだけれど、ドラマの展開まで品がない繋ぎ方をして欲しくない。

などと思いつつ、今日のブログ記事はと考えて画像フォルダーから二つ。
1枚目は、10日ほど前に私が切り倒した木の切り口からにじみ出ている水分が、涙のように見えたので撮った。
毛細管現象だけではない、何か他の作用もあって、吸い上げ滲み出し垂れているのだろう。
2枚目は庭の真っ白いはずの一輪草が、なぜかしら少し色づいてきているようだ。
ウチの田舎ではチャワンカケ(茶碗欠け?)と呼んでいる花なのだが、「おちょやん」の仇になった灯子を想った。
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『厚労省役人深夜まで送別会宴会』のことなど

2021年03月31日 12時08分08秒 | 懐疑・猜疑・疑義


新型コロナウィルスの実態を一番よく知っていて、いろんな意味で自己保身に優れているはずの厚労省役人がこんなことをやっちゃったということは何を意味するのだろう。
つまり、コロナは全くもって大したことはなく、普通のインフルエンザなのだと教えてくれているようなものだ。
コロナ禍対策の本丸とは言え老健局老人保健課だったから危機意識はなかったということなのか。
もしもそうならば、まだ官僚の世界は縦割りのままで情報も意識も横の連絡や共有ができていないのか。
こんな騒ぎになったなら、局長とか、事務次官とか、厚労大臣が責任を取る、あるいは取らされるのかと思いきや、課長が更迭されて、あとは大した処分ではなさそう。
23人の内の誰かかがマスコミに密告というかチクったのだろうか。
課長に、宴会へ参加するように言われても、そんなことをしてはいけないと諌言しつつ自分は参加せず世に知らしめる行動をした正義漢(?)がいたのだろうか。
バレないとたかをくくり、バレても大したことにはならずうやむやになると踏んでのことだろうか。
世の中色々あるけれど大したことないんだよと範を垂れてくれているのか。
奇しくも黒川元検事長の賭け麻雀に対する処分は罰金20万円の略式命令で終わった。
ナンだかなー、と思う昨日今日。

訂正;年金課ではなく、詳しくは老健局老人保健課だったので訂正。
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風潮

2021年03月15日 06時47分17秒 | 懐疑・猜疑・疑義




図書館の自動扉から入ってすぐに、『本の消毒機』なるものが置いてある。
通路なのに手洗い水道栓まである。
クラスター発生という言葉を恐れて、最近設置されたものだろう。
一方、近所の高校では歩道にかぶさる形で見事に育った桜の枝が数年前に刈り上げられてがっかりだったのだが、それに加えて最近、のり面全体を坊草シートで覆ってしまった。
桜の木から落ちる花びらも葉っぱも枯れ枝も歩道に溢れ落ちないようにと、ブロックの縁までご丁寧に設えた。
共生を学ばず、強制や矯正を学ぶ場のようだ。
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1年前の記事をそのまま掲載・・その②

2021年03月07日 00時24分24秒 | 懐疑・猜疑・疑義

高校のグラウンドの刷毛模様

「1年前の記事をそのまま掲載」を昨日に引き続き、今度はコピペで紹介することにした。
画像は撮ったばかりのものを何となく。

『クラスターのこと』
集団感染のことをクラスター感染と言い始めたのは誰なのだろう。
クラスターと言えば、残虐非道な兵器のクラスター爆弾。
子爆弾を大量に抱えた親爆弾が空中で炸裂して子爆弾や地雷をばらまく。
一般市民、子供が犠牲となる、それこそを狙った悪魔の兵器。
新型コロナ・ウィルスの感染者が発生すると、直近過去の行動範囲を問いただされ、感染ルートを追求される。
ルーツをどんどん辿れば武漢に行き着くのだろうけれど、その前に一つの小集団感染の元とされた人間は肩身の狭い思いをさせられているのだろう。
クラスター(cluster)というのは集団という意味なのに、まるでウィルスを持ち込んだ元凶としての一個人のような印象を与える気がする。
集団感染という言葉があるのに、わざわざクラスター感染などと言う必要がどこにあるのだろう。
禍々しいクラスター爆弾のイメージを薄めようとするまでの意図はないだろうけれど腑に落ちない。
コメント (2)
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