鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

マネー・ロンダリング(資金洗浄)

2020年06月29日 00時16分00秒 | 懐疑・猜疑・疑義




元法務大臣夫婦のばらまいた金を実は受け取ったという告白が次々と続いている。
『告白ドミノ』は、今年の流行語大賞に間違いなくノミネートされるだろう。
受け取ったお金はどのように使うのが一番善いか考え、『被災者への義援金として匿名で寄付した』という変人が一人くらい出てこないものか。
出どころのはっきりしない含みを持ったいかがわしいお金だと判断し、それならマネー・ロンダリングとして匿名寄付が一番善いと思ったなどと。
ついでに、同じ金額を自腹を切って返し、刑事事件にならないようにしたいと思っていますけど何か問題でも・・とかなんとか。
丸刈り坊主頭にして「こういうヘアスタイル・・」などと自分で話していた人もいたが、コロナに守られ顔をマスクで隠しているのが不真面目だ。
広島だから『仁義なき戦い』も思い出され、もっと過激な表現でパフォーマンスして欲しいと思ったりする。
画像は、裏山を徘徊して見つけた猟銃の薬莢と、いつもやる送電線鉄塔の真下から見上げた空。
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自粛警察のこと

2020年06月12日 07時00分17秒 | 懐疑・猜疑・疑義


我がふるさとでも自粛警察行為が確認されたらしい。
他県ナンバーの車が、郊外型大型店舗の駐車場で非難中傷文句を書いた紙を貼られたのだとか。
ある集落に入ろうとした車が止められて、他所の県から何用だと詰問されたのだとか何とか、又聞きだから正確なところは掴めないのだけれど・・。
私はここにもすでに書いたが、関西3県の緊急事態宣言が解かれた日に、県を跨いだ移動を自粛するようにという電光掲示板を何箇所かで見つつ、5県をまたいで新潟県にやってきた。
その心は、自分のワガママで日本の食料自給率をこの緊急事態だからこそ下げるわけにはいかないから。
そうして3週間の滞在で今やるべき農作業は全て成し終えた。
来てから2週間は外出自粛に努め、検温も毎日やって、36度5分を超えたことはない。
ときどき咳き込むのは、4月に受けた甲状腺癌全摘の傷が癒えていないからだ。
紙を貼られたという駐車場にも私は自分の車を運転して行き、駐車した。
ただし、入口からも車椅子マークの場所からも遠く離れて、ゆっくり走らせ、すでにとまっている車には横づけせず、マスクをして車から出て店内に入った。
自粛警察のことを聞く前からそのようにしていたから私は非難がましい目も感じなかったけれど、紙を貼られた人はプラスαの不手際があったのかもしれないなどと小さく憶測非難してしまうのもまずいだろう。
自粛警察とくれば、魔女狩りから全体主義へ、そうして軍国主義へと進む道が予見される。
それは多くの知識人や良識ある人が危惧することなので、それはそれとして、私はどうしたらそれを助長せずに被害にも遭わないかを考える。
自分で先に紙を貼ろうかと考える。
私は、前立腺癌と甲状腺癌を患ったから、基本疾患保持者の前期高齢者なので新型コロナウィルス感染には、かなり気をつけなければならない立場。
そうして来週は京都の病院での両方の診察があるので急いで戻るのだけれど、またこちらにすぐくる予定なのだ。
なら、どういう文言が良いか。
短かくて、キャッチーで、批判中傷の気が起きないようにしなければならない。
『何じゃこりゃ』と少しくらい『?』がわいてしまうものでも良いかもしれないと考えたのがこれ。
【Uターンです】。

画像はウチに自生して咲いている鳴子百合。
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読唇のこと

2020年05月01日 02時33分02秒 | 懐疑・猜疑・疑義
会話をする時に相手の表情や唇を見ることは、正確に聞き取り、内容を把握するために欠かせない。
加齢で耳が遠くなってきた私は、いわゆる読唇術とまではいかなくても、相手を見ていないと話を聞き取れないことが多い。
国会議員が与野党ともに議事堂内でマスクをしてマイクの前に立ち、質問したり答弁したりしている。
自治体の首長が記者会見や市民都道府県民への呼びかけにマスクをしたままマイクの前で話すのも多く見られる。
選ばれた人間の責任を勘違い、はき違えているとしか思えない。
選挙で選ばれた代表が顔を半分隠して、マスクをして公衆の面前に立ってどうする!
彼らは一人一人が個人個人なのではなく、多額の報酬も得ているからには多くのスタッフやブレーンのトップでもあるはず。
健康保持、危険回避などもスタッフの気遣いがあって代表として立っているはずだ。
コロナウィルス対策の個人個人のマナーの範を垂れているつもりなのかもしれないけれど、それは勘違いだ。
演説も主張も身体全体、顔全体、表情全般で表しての選挙だったはずで、公の場での発言をするのだってそのように視聴者は期待しているのだ。
テレビ会議でも良いし、フェイス・シールドでも良いだろう、とにかくマスクなどせずに口を見せて話して欲しいのだ。
何か予定にない質問をされたりした時に、こそこそ内輪で教えてもらったり確認する時にマスクをしていると唇を読まれなくて便利なのだろうけれど、茶番劇はやめて欲しい。

ちなみに、いきなり聞きなれない『前広に』という言葉を首相と官房長官が使ったのを聞いた。
前を広くなら、先々のことを広く見渡して・・・というような意味かと思いつつ辞書を調べたら、『あらかじめ』とか『前もって』という意味だと広辞苑にある。
『おや?』と思わせたかったのか・・官僚の作った原稿を読んでいるにすぎないのだろうけれど。

昨日、ゲンノショウコを神社の境内で見つけた。
漢字なら「現(験)の証拠」と書くそうだ。


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公人が公の場でマスクを着ける

2020年04月04日 01時03分55秒 | 懐疑・猜疑・疑義
国会で議員たちがマスクを着けて、国家の難事を論じている。
マスクなんぞをしているのだから、どれだけ偽物が混じっているか分からない。
全世帯に洗濯して何度でも使用できる布マスクを二枚配るなどと、わけのわからないことを言い出した。
あの首相も偽物なのではないか。
かなり変どころか大変に変で大大変。
いくらなんでもひど過ぎる。
もしかしたら、相当前から偽物にすり替わっているのではないか。
そうでもないと、何度でも内閣総辞職の議員辞職すべき事案を平気な顔をして乗り切れるはずがない。
女性都知事がピンクのマスクを着けて記者会見で喋っているのをテレビが映していた。
あのマスクの下に何を隠しているのだろう。
隠したいものがあるに違いない。

咳が止まらないとか、くしゃみ発作が激しいというわけでもないのに、マスクを着けて天下国家を論じるとは何事だろう。

世界に恥を晒すパフォーマンス。


四星のナミテントウが現れた。こいつも白目をむいたマスクだ。
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クラスターのこと

2020年03月06日 00時02分32秒 | 懐疑・猜疑・疑義
集団感染のことをクラスター感染と言い始めたのは誰なのだろう。
クラスターと言えば、残虐非道な兵器のクラスター爆弾。
子爆弾を大量に抱えた親爆弾が空中で炸裂して子爆弾や地雷をばらまく。
一般市民、子供が犠牲となる、それこそを狙った悪魔の兵器。
新型コロナ・ウィルスの感染者が発生すると、直近過去の行動範囲を問いただされ、感染ルートを追求される。
ルーツをどんどん辿れば武漢に行き着くのだろうけれど、その前に一つの小集団感染の元とされた人間は肩身の狭い思いをさせられているのだろう。
クラスター(cluster)というのは集団という意味なのに、まるでウィルスを持ち込んだ元凶としての一個人のような印象を与える気がする。
集団感染という言葉があるのに、わざわざクラスター感染などと言う必要がどこにあるのだろう。
禍々しいクラスター爆弾のイメージを薄めようとするまでの意図はないだろうけれど腑に落ちない。


花粉団子を脚に付けフキノトウの蜜を吸っている、わたしのミツバチ。
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蔓延する事なかれ主義と大規模社会実験

2020年03月05日 00時22分00秒 | 懐疑・猜疑・疑義
春休みを前倒しした格好の休校要請に、ほとんどの教育現場が号令を受けたように、気をつけ右倣えしている。
結果、将来、場当たり的愚策であったと批判されようが痛くも痒くもない鉄面皮。
偶然、結果オーライ良かったということになったら、手柄は総て持っていくやり方。
新型ウィルスの蔓延より、もしももしもの事なかれ主義蔓延の方が重症のようだ。
それぞれの国において大規模社会実験が行われているようなものかもしれない。
社会体制や国民性など様々な観点から、世界の学者、各分野専門家が注目しているだろう。
パニックの研究が進み、この現象によるビッグデータがAIに貢献をする。
治療法と効く薬が確立確定されれば、騒ぎは急速に収束するのだろうと思われる。
それにしても全く予期せぬ猛烈な忙しさに遭っている人はまことに気の毒。
逆に仕事が激減して倒産破産の危機に陥っている方々はもっと気の毒。
どうしたら良いのか悪いのかパニック硬直状態の人もいるだろう。
そうして、また新たなコロナウィルス関連詐欺が出てくるのかもしれない。
『緊急事態宣言』も検討されているとか・・呆れてモノも言えない・・という態度をいつまで私も保てるのか。


百歳に近いお婆さんが、この時期に雪がないのは初めてだと驚く、雪無し雪国に咲く福寿草。
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マスクの誤用

2020年03月04日 00時16分00秒 | 懐疑・猜疑・疑義


マスクをするのが苦手で、よほどのことがない限り、着用しないで済ましてきた。
今回のコロナウィルス騒ぎは、よほどに当たるけれど、マスクが品不足らしいから、必要な方にいきわたるように遠慮している。
ウィルスを伝染されないようにとマスクをしても効果がないと言われている。
ウィルスに感染している人が、他人に迷惑をかけないように、咳やクシャミの飛沫を散らさないようにとマスクをするのだ。
そうであれば、マスクをしている人には、あまり近づかない方が良いということになる。

施設に身内を迎えに行き、館内に入るのはご遠慮くださいということで、玄関前広場で待った。
私は前述のようにマスクをせずに堂々としているべきところだけれど、世の雰囲気に流され用意していったマスクを着けた。
施設の職員は当然のようにマスク姿で外に出てきてくれたけれど、濃厚接触とならない距離を保ってお話しする。
そうしておっとり刀でやってきた身内はマスクを忘れたとかで、私の手持ちを渡して着けさせる。
医者通いの付き添いなので、医院の待合室でもずっとマスクをしたまま待った。
先方の看護師も事務員も医師も全員マスク着用だったけれど、患者側のマスク姿は半々くらい。
私は医師の診察時には付き添って経過なども聞く立場なので、ずっとマスクを着けたまま。

苦手だったマスク着用なのだけれど、鼻の部分に波型スポンジが貼ってあって、呼気が眼の方に上がってこないし、口に布がへばりつくこともなくて、なかなかに具合がいい。
むしろ暖かくて快適だから、待つ間にこっくりこっくりとうたた寝すらしてしまった。
口も鼻も隠れているとなると、口を半開きにしていようが、鼻を曲げようが他人には分からないわけで、とても気分的に安心できる。
体の弱い同級生は、マスクが好きで家の中でもいつもマスクをしており、寝るときさえしているとのこと。
喉が痛くならないで良いとかで、私は同様にやっても寝ている間に外れてしまうだろうと思いつつも着用して就寝してみた。
たしかになかなか悪くないようで、外してしまうことなく気持ち良い朝を迎えた。
この度、最近の優れものマスクを知るに及んで、私はたちまち宗旨替えしてマスク派になりにけり。

マスクをして自撮りしてみた。
これで反射テープのついた作業服でも着れば、箱入り男となりプライベート・ジェットで国外脱出だってやれそうではないか。
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洗濯物は80度のお湯に10分ひたす

2020年03月01日 00時18分55秒 | 懐疑・猜疑・疑義
そんなことをNHKニュースウォッチ9で医療関係者が言っていた。
『そんなこと、やれるわけがない!』と思わずツッコミを入れてしまった。
本当に生真面目で融通のきかない人は実行するのだろうか。
瞬間湯沸かし器で80度のお湯なんて出せるのかな?
洗濯機の中に、80度のお湯を洗濯物全部がひたるほどに入れろというのかな?
熱湯やけどを負う人が続出して、病院が大変なことにならないかな?
コメンテーターは現実感なしに、ここまでやればよく分かってない新型ウィルスは退治できるだろう(知らんけど)という最大公約数的な対処を平気で喋るから呆れる。
無理やりコメントを求める放送局(司会者)にも呆れるばかりだ。
少し前に坊主頭の医者が自宅に帰ってからやる手順を紹介していた。
すぐに洗面所に向かい、首から上を頭まで念入りに洗うシーンを大真面目にやっていたけれど、ギャグとしか考えられない。
あんなことを大真面目に放映していると、病的な潔癖症が増えるばかりじゃないか。
嫌な渡世だぜ・・てな事も言いたくなろうというもの。
小出しに感染者が新たに何人と発表しているけれど、ウィルスなんだから、すでに広く蔓延しているに決まってるじゃないか。
感染を確定させるのに、時間がかかるから、混乱が続いているだけのことだろう。
他の病気で体が弱っている人や、無理して体力を消耗している人が、複合的にダメージを受けて亡くなる事もあるという程度の数値でしかないのではないか!?
新型ではないインフルエンザで肺炎になって亡くなっている方は、何十倍かもっといるだろうに、未知との遭遇に騒ぎ過ぎだと呆れる今日この頃。

尚、この文章は18時からあった首相の記者会見前に書いた。
全国の幼稚園小中高校に休校を要請するというのは、歴史に残る悪政、愚行として記憶されることになるのではないかと思う。
魔女狩りのようなことが始まっているようだ。
節操のないマスコミが火に油を注いでいる。
迎合も忖度もしないニュース・キャスターはいないものか!?


城南宮の藪椿
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マスクは何処へ

2020年02月06日 00時54分44秒 | 懐疑・猜疑・疑義






マスクが品薄どころか品切れになっているらしい。
オイル・ショック時のトイレットペーパーのように、買い占めている人もいるようで、近頃のことだからネット・ショップでは何倍や十倍以上で売れたりしているとか。
そんな時節柄だから出歩かなければ良いものを、じっとしていられない体質なので、だいたいのコースを決めて歩き出した。
出会う人の半分以上はマスクをしている。
行先の目標がないので気の向くままコースは変わり、本日7.7km、11700歩の間に落ちていたマスクは2枚。
マスクは耳にかけた部分のひもを持って外し、捨てるべしと説明する医師の説明をテレビで観た。
使い捨てマスクは各家庭でそれなりの扱いをされてゴミに出され、回収されてゴミ処理場か焼却場へといくのだろうけれど、ゴミ収集車の投入口に放り投げられて、圧縮されるときに袋が破れたりはよくあること。
収集車が集積所で排出する時も同じだろうし、いろんなとこで消毒液を吹きかける仕掛けができているのかな?
それにしても、道路っぱたに落ちているマスクは誰がどのように処分するのだろう。
こころある人が、アルコール除菌スプレーをひと吹きかけなどして処分してくれることになるのか?
道に落ちていること自体が不思議なことだけれど、かけていたのではなくてポケットから何かの拍子に落ちてしまったのかな。
私はマスクをしないし、うちに買い置きがあるかどうかもわからないし、もしものために買おうという発想もない。
使い捨てマスクもスプレー消毒して乾かしたら何度でも使えるのではないのか?
塩化カルシウムが坂道に置いてあったが、この冬は無用放置のまま春になるのかも。
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記憶創出

2020年02月01日 03時24分14秒 | 懐疑・猜疑・疑義
1/27 TBS【私はドコの誰なのか? 記憶喪失の男女3名を緊急!公開大捜索20春】という番組を観ていて、最後に登場した28歳の男性が一番興味深かった。
彼の記憶と実際(?)とはまるで違っていた。
記憶の中にあるのは、学校も行かせてくれなかったという非道な叔母と、その叔母がいなくなってから独りで生きてきた経過。
そして、テレビを観たと電話してきた、彼の従兄弟と母親が語る彼の過去は全く違うものだった。
電話の身内の話は、疑いようもない真実に思われる。
番組の中でも、初めの紹介で「この方は他の二人とは違い記憶はありますが自分がどこの誰なのか知っている方をお探しです」というようなことだった。
解離性健忘という診断を受けてはいるらしいけれど、記憶喪失というより記憶創出という状態に思われた。
記憶創出という病の状況なり状態があるのかどうかは知らないので、検索したけれど無いようだった。
幼い子が『ごっこ遊び』をしているときに本当に成り切るような状態が定着してしまったのか。
妄想とかせん妄というような状態を通り越し、鮮明な記憶として虚の過去がかたち創られることがあるのか。
犯罪者の中には自分の犯した行為を完全に否定して、自分でもそれが真実だと思い込む人間もいるそうだから、その類いなのか。
それとも負の経験や動機というよりは、深い同情や共感によって、記憶が書き換えられるというようなことが起きるのか。
あるスイッチによって、別人格に成り切ってしまうのだとしたら、全く同じ過去の記憶を持つ二人の人間が存在することになる。
彼は精神科医や臨床心理学者のクライアントとして、催眠療法を受けることになるのだろうけれど、テレビはその後の彼を取り上げるだろうか。
是非とも知りたい。
プライバシーの問題があるので、気を使いながら、後でヤラセ疑惑もありながら、微妙に成立していた番組だった。
私の造語かもしれない『記憶創出』という言葉にときどきとらわれる。
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検察側の失態と弁護側の怠慢:大津園児死傷事故

2020年01月17日 00時36分36秒 | 懐疑・猜疑・疑義


大津園児死亡事故の判決公判の予定が異例の審理再開となり判決延期となった。
事故後、警察は、直進してハンドルを切り園児に突っ込んでいった車の運転手をすぐに釈放し、右折車が一方的に悪いようにリークしマスコミ操作をして極端に偏った流れを作った。
そのことに対して私は初めから疑問に思い、2019年5月11日に『園児二人死亡事故を憶測でシミュレーションなど』という記事にした。
今回の審理再開判決延期は、検察側の失態と弁護側の怠慢が招いた、当然の結果だと思われる。
どういう力が作用したのか奇妙な忖度があったのか。
交差点に入るのにブレーキを踏む用意もなく突っ走ってハンドル操作だけで衝突を回避しようとした直進車に全く非が無いなんてあり得ない。
それなのに警察検察の印象操作に乗せられ、マスコミは右折車だけを悪者扱いにして被害者遺族にもそのように焚き付けているように見える。
両者の第一印象なり直後の対応が、そのような流れを作ってしまった原因だろうか。
私は、両者とは全くの部外者であり同情もしていない。
テレビで観るだけ、週刊誌なども読んでいないけれど、弁護側が情状酌量だけを主張した怠慢が解せない。
ようやく弁護側は直進車にもそれなりの非があると主張することにしたようだ。
検察側は、被告の公判での陳述と民放のインタビューでの発言が食い違うなどと言い、反省の態度が無いと被告を責めたそうだ。
検察官は(もしかしたら判事も)世論を大層気にして態度を変えるようで、じつに滑稽な気がする。

追記;被害者(遺族)側弁護士の存在を初めて知ったけれど、損害賠償民事訴訟を有利に導くために方針を決めて活動しているということか。
被害者(遺族)の感情表現なども指導や誘導したりしているようで違和感を感じ、不快感が湧く。


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自尊心と品位

2020年01月13日 03時10分30秒 | 懐疑・猜疑・疑義
ゴーン対日本検察は、人種間の自尊心と品位をかけた戦いのように見える。
自尊心を捨てた遮二無二さと、下品さを押し隠しての舌戦。
弁護士も同席させずに脅しをかける自白偏重の伝統的取り調べ方が、世界に知られてしまった日本の検察。
鹿児島の志布志事件や障害者郵便制度悪用事件の元厚労省局長村木局長への冤罪事件などが思い出される。
ゴーンの記者会見に対して「潔白なら堂々と裁判を受けるべきだ」と述べた森法務大臣は先ごろ死刑執行にサインをした人物。
ゴーンにしてみれば、自分ほどの財力と能力のある人間に対しての、あまりに他の国々と違う扱いに驚き、なんとしても脱出しなくてはならないと思ったのだろう。
謎めいた忖度はするくせに尊大で人権を無視する不思議な人種日本人に恐怖を感じ、金で解決できない不自由さを初めて感じたに違いない。
日本の土俵で闘うことを避けて、脱出してしまったゴーンは今後どうするのだろう。
レバノンから出ることもできず、当地にずっととどまりインターネットを使った経営コンサルタントでもやるのだろうか。
『わが栄光への脱出』といったような自伝を書いて、ベストセラーを狙ったり、映画化させて興行収入を稼ぐのか。
対立構造は平行線のまま接近もしないだろうけれど、ゴーンも日本の検察(司法)も世界の評判に耳目集中させて欲しいものだ。
などと鳥瞰目線で好き勝手。
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冬枯れの芒(すすき)

2020年01月08日 01時36分16秒 | 懐疑・猜疑・疑義


黄檗トンネルをこのように撮ると、まるで廃線のトンネルのように見えてしまう。
じつは、このトンネルが15年前にできたおかげで京都山科から宇治へと抜けるのがすごく便利になり、車の通行量は多い。
私は芒を撮りたかっただけなのだが、背景と角度をわざとこのようにして、実態とそぐわないようにした。
写真は、真を写しているだろうか。
象徴的に切り取られ誇張された事実もどきが世にはあふれていて、それらに私たちは振り回されていないだろうか。
そういう証拠写真を並べてみたいなどと、この一枚を撮ったことで思う。
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日本の司法から脱出した怪物

2020年01月07日 03時18分05秒 | 懐疑・猜疑・疑義


巨額報酬を合法的に得ていたように見える人物が、目に余るので逮捕され、制裁的拘留をされ、逃亡防止のために15億円の保釈金を課され、それでもあっさり15億円なんて惜しげも無く海外逃亡しちゃった。
・・・「私は正義から逃れたわけではない」とし、「不公正と政治的迫害から逃れたのだ」と表明。推定無罪の原則を含む基本的人権が無視されていると日本の司法制度を批判した・・・(Bloombergより抜粋)
不自由な日本から密出国して自由に発言しているようだ。
これだけおちょくられて黙っているわけにはいかないということなのか、ニュース番組のコメンテーターが15億は安すぎたなどと悔しがっているような呆れているような、それでいて何だか嬉しそうに喋っていた。
15億円はゴーンにとって15万円くらいの感覚だろうと言う人もいたから、それなら1千億円くらいが妥当だったのかもしれない。
ゴーンにとって、日本は甘い汁をいくらでも吸うことのできる花園だったはず。
それが、ちょっと油断したら囚われの身となり、基本的人権のない不自由な国になってしまった。
彼が外国人だったからことさら感じることではなく、日本の司法は確かに推定無罪とか疑わしきは罰せずの原則の守られない世界。
死刑制度も存続させる野蛮な部分を持ち続け、不都合なことには知らんぷりを決め込ばかりか事実を捻じ曲げる官僚や政治家の目立つ国。
さぁ怪物は財力にものを言わせて、どのように日本をコケにしていくのか、目が離せない。
以前の私はコロナよりブルーバードが好きだったのだけれど、ゴーンがやってきて、ヤツの年収を知ってから日産は見るのも聞くのも嫌になった。
日産が信頼を得るのは並大抵ではないことを思い知るべきだ、などと貯蓄もなく新車も買えない年金受給者が言ってみる。
画像はシャリンバイに絡まるヘクソカズラ。
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新幹線殺傷事件のこと

2019年12月24日 00時41分41秒 | 懐疑・猜疑・疑義


無期懲役という求刑通りの判決となり、判決公判の場で万歳三唱をやるなどした被告(囚人)に対してどう思うか、と振られて応えるタレント達にがっかりした。
被害者や遺族を慮って極刑(死刑)を望む人間が圧倒的に多くて、皆おなじ仮面をかぶっているようだ。
それが一番無難だと思っているのだろうけれど、世界では稀になった死刑制度を支えているのは、日本人のこういう野蛮な意識だ。
元検事という男が鼻息も荒く、被告が望む通りの判決を出すとは・・死刑判決下すべしと力説していた。
自閉症スペクトラム障害(猜疑性パーソナリティ障害とも、自己愛性パーソナリティ障害とも・・)とされる人間が被告として裁判で陳述証言した言葉を、まったく鵜呑みにして、本心で本質のように捉え、自分は安全な場所から感情的なヤジを飛ばしている。
そんな人間が元検事だ法曹人だと紹介されているのだから呆れるけれど、テレビ編集の宿命的通俗性を表しているということのようだ。
この事件を起こすに至った、生い立ち、イジメ(会社でのパワハラ)、経歴、病歴などを深く掘り下げるのは、週刊誌やネットニュースを読むしかないのかもしれない・・それとて全面的に信用できるはずはないけれど。
不幸不運な生い立ちながら、定時制高校の成績は優秀で4年のところを3年間で卒業し、いろんな資格も取得して仕事の飲み込みが早く優秀だったという記述もあった。
多くの不都合が複合的に作用しての結果なのだろうし、引き金は何だったかなどと単純に見ることもできない。
精一杯の悪ぶった毒舌に、鬼の首を取ったような反応をしてみせることもしたくないものだと思う。
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