


6月から9月に咲くというブタナが、今の時季にひょろひょろと首を伸ばして道端に咲いている。
真逆の時季に咲いてしまってるのは、狂い咲きに違いないから、2度咲きすることになるのだろう。
ナンテンの実が、野鳥に食われる気配もなく、たわわにぶら下がっているのをよく見る。
暖冬のせいか食い物が豊富で、この実が見向きもされないのなら、大好物というものではなさそうだ。
奥の方に見えている黄色い実は、採り手がいないのか放置状態のキンカン。
数日前に取り上げたハルノノゲシも道端によく見る。
土がなくても、アスファルト面と縁石の隙間などに生えていることが多い。
刈られたり千切れていても良さそうなのに、それなりの可憐さに見逃されているのだとすれば、こいつは人に依存している寄生植物だ。