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不燃ゴミの日に、チャイルドシートとゆりかごが出されていた。
ベニヤ板を荷台に立ててモノを多く積めるようにした小型トラックが、この日は住宅内を走り回る。
市の回収前に目ぼしいものや金属製品を持ち帰る人たちがいるのだ。
不燃ゴミは資源ゴミとしての位置付けではなくて咎める者もいないし、市の指導注意もないのは、ゴミの削減効果があるウィンウィンだからか。
それはともかく、まだ使えそうな二つの製品が市の回収で破壊圧縮されるのは忍びない。
これを処分するということは、もう孫がチャイルド・シートを必要としなくなり、新たに生まれる見込みもなく、親戚縁者知り合いに貰い手もないということだ。
フリーマーケットとか、ネットオークションに出すより手軽に断捨離となったに違いない。
孫仕舞いなどという言葉はないのだろうけれど、物は物として捨ててしまおうという事なのかも知れない。
祖父母、父母としての務めを終わらせて、自分たち、自分だけに掛かり切りたいという『けじめ』の場合もあるのだろうな、と思った次第。
2枚目画像は、公園で見た幼稚園か保育園の園児たち。