トンボは全般的にカ(蚊)やハエ(蝿)を捕らえて喰うから益虫だと言われる。
チョウは種類によって幼虫時の食草が色々なので、人間にとって無害だったり有害だったりする。
モンシロチョウの青虫はキャベツが好物で他のアブラナ科にも多くの食害を与えるので害虫だ。
でも、蛹から羽化してチョウとなり花の蜜を吸っている分には害虫などと思えず、良い景色を構成する一員だ。
ウチの周りにはモンシロチョウを目の敵にして捕虫網を振り回す人は見かけないけれど、京都のキャベツ畑で群がる紋白蝶を片っ端から捕まえている人を見たことがある。
昨日はシオカラトンボが白いモノを咥えて飛んでいるのを見つけて目で追った。
草に止まった所を少しだけ近づいて撮ってみると、間違いなくモンシロチョウ。
初めて観る光景だったのだが、鱗粉臭くて歩留まりも悪いチョウなんぞも捕まえて喰うのかと意外だった。
益虫が害虫を捕らえて喰っているシーンだから、これで良いのだ。
検索すると、トンボは動くものなら見境なく餌にするそうで、ヤゴの時はビオトープでメダカを襲うこともあるだろうし、オニヤンマはミツバチを捕らえては喰うので、私にとっては厄介者だ。
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