鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

土手に道標

2023年02月27日 10時32分59秒 | 散歩は夢中




昔むかしから在ると思われる道標が防草シートから突き出ていた。
旧道は広い舗装道路に拡幅されて、昔の面影といったものは全くなくなっている。
土を盛り上げて均した結果、道標は法面土手に沈んだ格好で残された。
【道標位置を決して動かさないこと】という制限が土木工事業者に課されていたのだろう。
生い茂る雑草に隠れて目立たなかったのが、防草シート敷設によってあからさまになったもよう。
なんとも言いようがないほど、しょぼい風情になっている。
根巻きのコンクリートが痛ましい。
『右 やくし』は乳薬師とも言われる親鸞の法界寺。
『左 うぢ』は宇治橋、平等院方面。
京都市や宇治市には、こんな侘しく古い道標が多い。

追記;ナに匕の文字は『左』に間違いないと思い触れずに流したけれど、気になって【漢字林】で調べてみたら、『左の俗字』とあった。ナに匕の左は、どうしても文字に出せなくて残念。
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2 コメント

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伊丹十三も小津安二郎も (sukebo)
2023-02-27 20:19:48
自分の映画を2度も3度も観ても、耐えられる・見るところが多々ある。という気概で作ったのでしょう?
観る人は、勝手で、1枚目の奥の椿に目が行きます。
きょうのBsの「乱」は面白くありませんでした。
的が外れて、すみません。
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sukeboさんへ (とんび)
2023-02-27 21:28:29
短い記事でも、思い入れを込めたり、面白かった部分の紹介だったりするわけですが、今回のは発見を書きました。

こちらが面白がっている部分に反応があれば嬉しいわけですが、そうでなくても、こういう反応をされるのか・・という有難味はあります。

『乱』は勝新を信玄役にする予定が仲代達矢になって、ショーケンも大したことなくて、前宣伝の割に何だかなぁという作品になった黒澤明のあれですか!?
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