最初にオオスズメバチ(大雀蜂)を一匹捕まえて、ガラス瓶のように密閉されているプラ容器に入れたので、時々ゆるめて空気の入れ替えをした。
その後、蜂蜜を一滴垂らしておいたらそれを飲んだりして元気だった。
そうして次にコガタスズメバチ(小型雀蜂)を捕まえたので、悪趣味とは思いつつ同じ容器に同居させた。
蜂蜜を入れたのが良かったのか悪かったのか、一向に二匹の間に変化はなく1日が過ぎた。
昨日は蓋に穴を開けて空気の流通を良くした後にまたオオスズメバチを捕らえたので、今度は3匹同居させたら急激に最初の大が元気を失くした。
そのまま死なせてしまうのは残念なので、蓋をずらしながら慎重にピンセットで元気を失くした大を取り出した。
これはネズミ捕りの粘着シートにくっつけて、他のオオスズメバチを退治する囮とした。
そうして元気な大と小とで何かが起きるのではないかと、置いている下駄箱の上を家の出入りの度に観察した。
不思議なことに、小が大の上に乗って、グルーミングのようなことをしているシーンを観た。
そしてその後観たら、画像のようなシーンとなり、いよいよ囚われの元気な大はパニックから食欲に転じたかに思われた。
ところが、小のグルーミングが功を奏したのか、密閉空間の成り行きなのか、種を超えた交流が始まったように見える。
本日先ほど観ても、二匹の間に喰う喰われる状態は発生していない。
今日は空気穴から蜂蜜を垂らしてやろうと思う。