数百坪程度に区画された、煙突も廃液も騒音もないような会社や倉庫ばかりが集まった地域に池があった。
池だと思ったけれど、道路と工場に囲まれた休耕田のようだ。
カルガモが2羽浮いていて、このつがいがいつもかき回しているからか、コイが放されていて泥をかき回しているのか濁っていて深そうな池に見えた。
コンクリート擁壁に派手な色のジャンボタニシの卵がびっしり産み付けられている。
稲を食ったりもする、いろいろといわく付きの侵略的外来種。
検索してみたら、ジャンボタニシの天敵はコイやカルガモとあった。
コイがいるにしても、カルガモが住みついてるにしても、この卵の量からしたら駆除には追いついていない。
農業機械の降りるスロープ下の幾株かある稲にも卵が産み付けられていた。
草の中にあると、花が咲いてるように見える。
カヤツリグサとヒメガマが自生している。
しばらく休耕田のままになるなら、アシやガマがはびこって、ちょっとした野生の楽園ができるかもしれない。
そうなる前に埋め立てられて、工場ができてしまうのかも。
そこですか!?
面白いですね・・人の感じ方。
どこに目が行くか、どこに立ち止まるか、こちらの意図なんてまるで伝わっていないかのようです。
でも多角的にちゃんと伝わり、わかってくれていることが多いんですよね!?
お茶目さんなんだから・・!!
全てが「椰子の実」のように流れ着くとは思えないが、自然は美しもあり怖くもあります。
今度は台湾から竹舟で与那国まで挑戦するそうです。浪漫です。