車も人も避けて山沿いを散歩すると、日野法界寺と誕生院に行き当たる。
せっかくだからスマホも構えて2、3枚撮る。
何十年も前に倉田百三の『出家とその弟子』を読んだことがある。
親鸞の放蕩息子のことが書かれていたとしか記憶にはない。
今更ながらに親鸞を検索すると、やはり大変な人生を歩んだ人なんだなと。
名門に生まれても父を幼くしてなくし、母もまたなくして、十歳にも満たぬうちに出家。
比叡山に入り修行してのち、法然に巡り会い、その後宗教弾圧にあって、越後の国府に流罪となる。
僧籍を剥奪されたものの、越後で妻を得て四人の子をもうけ、その後赦免されて関東経由で京へ戻る。
歎異抄か・・浄土真宗か・・善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや・・だ。
歎異抄の現代語訳文庫本が616円で売られていた。
読まずに死ぬのはもったいない。
手の届くところに置いて、動けるうちに、小康を得ているうちに今こそ読むべし。
空想が迷路に入って瞑想から迷走へ
よくあることですが、私の散歩もあちこちへ迷う夢中です。
浄土真宗は後に一向宗となって、強大な勢力となります。
そうして信長を苦しめ悩ませたわけです。
信長は比叡山の勢力も力でねじ伏せ、一向一揆も潰し、キリスト教は利用して天下を治めようとしたわけですね。
赤木圭一郎ですか!?
日本の誰よりも、ジェームス・ディーンなんかよりも素晴らしかったです。
長生きして欲しかったですね。
男は赤木圭一郎。女なら原節子。
ところで、ところが、カッコ良かったのに、丸山明宏の『紫の履歴書』でしたっけ・・あれを読んで、オヤ〜オヤオヤ〜!?
と思いましたですね。
信長がザビエル達に「神のもとに平等ならば何故奴隷がある?」と話したとか、日本の「仏教」を学ばないで布教したことは「日本人には『降参』した」・・・と。ましてや「罪人をや」・・・
倉田百三を赤木圭一郎も読んでいた?
20歳ですよ・・・?