歩きながら『見て見て』というようなアピールを感じると、目的は散歩という縛りのない状態なので、そこはちゃんと立ち止まって見てやらないと失礼に当たるだろうと思うわけである。
あまりに強い関心を示して所有者なり当主なりから話しかけられたら、それはそれでどぎまぎしそうなので、そそくさと撮った。
クボタの発動機は、子どもの頃によく見た代物で、農家の庭先でこれが回っていて、太いベルトが脱穀機(?)に繋がっていた。
検索してみると、けっこうこれはyahooのオークションに出品されていたりして、人気もあるようだ。
YouTubeもあり、手回しで始動するアナログ感がノスタルジーを感じさせてくれるこの発動機の燃料は灯油らしい、すごい。
2枚目画像の左の車は、言わずと知れた頑丈一辺倒なスウェーデン製ボルボ。
右の車は国産だろうか、アメ車のような気がするけれど、アメ車なら白いのは珍しいような・・。
斜面を利用した高床式住宅の地下コンクリート・ガレージなのだが、入口シャッターはなくて、ほこりまみれ状態。
タイヤの空気が抜けているので低く見えるけれど、いわゆる走り屋の車高短(シャコタン)ではない。
ナンバープレートが付いているということは廃車届けを出していないということで、車検はともかく税金は払い続けているということか。
車好きな持ち主が突然の事情で運転できなくなり、本人の希望か家族の希望で放置状態なのだろうか。
私とてほとんど洗車をしないけれど、昨日はお隣さんに『中国からの黄砂が困りますよね』と指摘され、水をかけてブラシを使った。
この車2台が突然綺麗に磨かれ、タイヤに空気も入って現役復帰の廃車復活の状態を勝手に期待する。
一枚目は、絵画にすると「最高」だと思います。
なるほど!そういう見方をするんですか・・新鮮です。
物欲、物好き、自己満足、自己愛などを連想しますが、シンプルな発動機に愛情のような高揚感を感じる気分は分かります。