今春はクリにたかる、モンシロチョウを一回りちいさくしたような白い蛾が、ほとんど見られなかったから良い感じと思っていた。
虫喰いの少ない年になると期待したのに、生り年裏年サイクルの裏年なのか、夏の暑さも影響したのか、うちのクリは極端に収量が少ない。
落ち始めて3日間分をサツマイモとジャガイモと一緒に蒸した。
独りで住んでいたら、ぱくぱくたくさん食べられるもんでもないので十分過ぎるほどではある。
今朝落ちていた虫喰いのないまともなクリは11個で、容器に入れるほどでもないからポケットに入れたまま畑を見回った。
一昨日畝をつくって、昨日蒔いた菜っ葉の畑のところどころに朝露のかかった小さなクモの巣が見られたので、クリを置いて撮った。
まるで氷が張ったように見えるので、オッと思ったりするけれど、畑を耕して草が全くなくなると、地面の僅かな凹みに巣を張る。
なんというクモか興味を持たないできたけれど、初めて調べようとしても、ちょっとネット検索したくらいではネットにひっかからない。
ジグモ(地蜘蛛)というもっともふさわしい名が上がってくるが、これは石灯籠の基部などに筒状の巣をつくる別種で子供の頃から知っている。
筒を静かに引き上げて、中のクモを取り出し、つやつやした蜘蛛の大きさを競ったりしたものだった。
チリグモ(塵蜘蛛)という候補も上がったが、これはたいてい家の中の柱や天井回りの90度部分にパッチのような巣を作るタイプで畑タイプではない。
せっかくの巣を、どけて壊して詳しく観察するほどの興味はないので、今回は見つけられなかったということで済まそう。
畝は10mを4本作り4種類の菜っ葉種を蒔いたのだが、来春に薹立ち菜を採るためと、菜の花畑にして冬越しのニホンミツバチを労うためとは言え、われながら巧くできた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます