透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

書店にて

2006-09-25 | A 読書日記

Ku:nel(クウネル)(マガジンハウス.)









■ 夕方、ウォーキングというか単なる街なか散歩の途中で書店に立ち寄った。

まず雑誌コーナーでクウネルを立ち読み。川上弘美へのインタビューが載っていた。仕事で使っている机や書庫の写真。今までに発表した自作の解説。大人の恋愛小説を描きたいとも。楽しみ。今月末には新刊が出るんじゃなかったかな。

続いて文庫本のコーナーへ。北杜夫の『木精』新潮文庫が平積みされていた。帯には**マンボウ先生、許されぬ恋・・・**とある。「幽霊」と「木精」を今秋再読したいと以前書いた。「木精」は今回改版されて活字が大きくなっていた。さて手元の細かな文字を追うか、大きな文字で読むか。

長嶋有を探したが見つからなかった。

新書のコーナー、岩波新書の『マンションの地震対策』を手にとって目次に目を通した。単行本のコーナーで『にょっ記』を探したが見つからなかった。結局小川洋子のエッセイ『犬のしっぽを撫でながら』集英社を購入した。

木精─或る青年期と追想の物語─猛スピードで母はにょっ記犬のしっぽを撫でながら