透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

地球をどげんかせんといかん

2008-01-14 | E 週末には映画を観よう



■ 二酸化炭素の人為的排出量は年間70億トン、一方吸収量は30億トン、排出量の半分にも満たない。 温暖化が地球に深刻な事態を招きつつある・・・。

今日、映画「アース」を観た。写真のパンフレットに写っているホッキョクグマやアフリカ像、ザトウクジラなど、過酷とさえいえる生命の営みを美しい映像で綴る。

過酷な条件のなかで水を求めて何百キロも移動するアフリカ像の群。熱帯の海から南極の海まで移動するザトウクジラの親子。氷が溶け出して移動がままならないホッキョククマ。獲物を得ることができずに餓死していくホッキョクグマの父親・・・。このままだとホッキョクグマは2030年までに絶滅するという。

地球温暖化の影響が深刻であることが指摘されて既に久しいが、生活パターンを特にこれといって変えるわけでもなく、日々暮らしている。地球温暖化解決を個人の課題だとは捉えにくい。

「地球をどげんかせんといかん」という気持ちにはなかなかなれない私がいる・・・。