透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

繰り返しの美学 酒田の倉

2008-01-15 | B 繰り返しの美学


ある刊行物の表紙、この写真の説明文を引用する(適宜省略)。
**山形県の穀倉地帯・酒田市内を流れる新田川に面して並ぶ12の倉庫。米穀取引所の付属倉庫として1893年鶴岡市の棟梁・高橋兼吉の設計により建造。裏手の欅並木は夏の日除け、冬の風除けの役目を果たす。一棟の長さ13.6m、奥行き29.1m、述床面積396m。**

この表紙を見ていて思い出した。学生時代に酒田で倉の写真を撮っているはずだ(下の2枚の写真)。

この頃は特に「繰り返しの美学」などということを意識していたわけではない。
残念ながら上の写真のような説明が出来ない。当時はきちんと調べていないのだ。失格!!一体酒田まで何をしに行ったのか。でも繰り返しの美学な対象を撮っているからOKとしておくか・・・。



安曇野

2008-01-15 | A あれこれ



冬のフォトアルバム 080115

「安曇野」 臼井吉見が小説のタイトルにしてから安曇平は安曇野と呼ばれるようになった。松本平、善光寺平、佐久平などの呼称は今でも使われているが。
 
特徴的な三角の山容の常念岳やそこから北に連なるアルプスを背景に広がる田園地帯、安曇野。その範囲は明確ではないが、ここに写っているのは間違いなく全て安曇野。 

赤い屋根の目立つ建物が長野県立こども病院。県の景観条例に抵触しないんだろうかと思うことがあるが、どうなんだろう・・・。

この景観を特徴付けている屋敷林が減少しつつあるという。故郷(ふるさと)の原風景、安曇野。この景観がいつまでも損なわれること無く維持されていくことを切に願う。