■ 「透明タペストリー」などという、田舎のカールおじさんのブログにおよそ似つかわしくないタイトルで書いてきました。このところ火の見櫓の記事が圧倒的に多いので、「火の見ヤグラーな日々」とタイトルを改めて書こうかな、などと考えないわけではありませんが、まあこのまま続けようと思います。
今回は久しぶりに建築に棲む生き物たちです。
棲息地:松本市の流通団地 観察日:111115
丸が横にふたつ並んでいると、ヒトはそれを顔として認識するように、どうやら神さまがプログラムしてあるようです。生まれて間もない赤ちゃんがよく見えない目で見ても母親だと分かるようにしてあるのでしょう、きっと。
ですから、丸窓がふたつ付いている外壁をみると、人の顔に見えてしまいます。そうなると、小庇と縦長の窓は鼻に、壁の手前のフェンスは口と歯に見えてしまいます。脳が顔として辻褄合わせをしてしまうからなんでしょう。
涙のあとがありますね。