■ 松本市笹賀、狭い生活道路脇に立つ火の見櫓。脚部のバランスがよく、美しい。下の写真のようにトラスが脚元まできちんと伸びている例は案外少ない。
踊り場まで梯子を櫓の外に設置する場合、踊り場の部分にブレース(大半は丸鋼とリング式ターンバックルにより×状に設ける斜材)を設置してしまうと梯子から踊り場へ入れない。だから、上の写真のような構成にするが、私は梯子をすべて櫓の中に納めてしまって、櫓の構成をイレギュラーさせない方が好き、その方が美しいと思う。もちろん例外はあるが。
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下り棟先端の細い蕨手 すっきりデザインの手すり 表面が「つるりんちょ」な半鐘。余分なものがないので屋根下がすっきりしていて好ましい。
美脚!
撮影 120610
既に見た火の見櫓