透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

ほお葉巻

2012-06-20 | A あれこれ


木曽谷の季節限定郷土食 ほお葉巻
   
■ Aさんは実に勘がいい。従って仕事もよくできる。先日私が「実家に帰ることがある?」と問うと、それがほお葉巻の催促だということをちゃんと分かってくれた。先日所用で木曽の実家に帰ったそうだが、その際ほお葉巻を買ってきてくれた。

ほお葉巻は季節限定(5月下旬から7月上旬くらいまで)のローカルスウィーツ。米粉をこねた生地で餡を包み、朴(ほお)の葉で包んで蒸してつくる。今では一般家庭ではあまりつくられなくなったようだが、かつては月遅れの端午の節句の供え物としてどこの家庭でもつくられていたそうだ。

朴の葉で包むから、表記はほお葉巻とするのが正しいと思うが、地元ではほう葉巻と表記することがどうやら普通らしく、袋にもほう葉巻と表記されている(写真)。

Aさん、今年もありがとう。お礼をしますンで・・・。