■ 左脳は論理的に、右脳は直感的に理解する領域を受け持っているといわれる。脳梁が左右の脳をつないでいるのだから、実際はどの程度機能分担がされているのか分からないが、とにかくそのようになっている(らしい)。
左利きの場合は右脳の領域、右利きの場合は左脳の領域が得意だと聞く。まあ、そのような傾向が見られるということだろう。ボクはもともと左利きだ。で、確かに右脳の領域、直感的に分かる分野が得意、と言うか好きだ。
『重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』大栗博司/幻冬舎新書を買い求めた(著者の大栗博司さんは「素粒子論」で世界的に知られた研究者)。
この手のテーマには興味があるが、姿形を具体的にイメージできないことの理解がボクの脳は苦手だ。抽象的な説明はどうもよく理解できない。だが、本の帯には**最先端の理論が直感で分かる、エキサイティング宇宙論。**とある。「直感で分かる」ならば、ボクでも少しは理解できるかもしれない、そう思って読んでみることにした。
ところで「超弦理論」は「超ひも理論」と同義。「ひも」には別の意味もあるわけで、どうも・・・、ということからか分からないが、専門家は超弦理論と呼ぶことが多いとのことだが、この本を手にするまでは超ひも理論ということばしか知らなかった。
なんでもかんでも読んでみよう。