■ 今朝(27日)、車通勤の途中でE君とすれ違った。どちらからともなく手を挙げた。「やあ」「おはよう」「元気?」 こんな挨拶のつもりだった。
E君とは小学校に入学したとき同じクラスになって以来の友だちだ。その後何回かクラス替えがあったが、中学を卒業するまでずっと同じクラスだった。9年間同じクラスだったという同級生は他に2人、計3人いる。
年に数回中学2、3年の時の同級生10人くらいで飲む機会があるが、僕も含め4人とも参加している。他の同級生とは小学校が違っていて中学のときはじめて出会った。
その中の「女子」は僕たち「男子」をいまだに名前にくんをつけて呼ぶ。この歳になってU1くん、と呼ばれると懐かしいというか、うれしいというか、すぐったいような気持ちになる。何年か前に京都へ2回目の修学旅行をしたのもこの同級生たちとだった。気の置けない友だちっていいな(今ではこの言葉を本来の意味と逆に理解している人の方が多いとか)。
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先日、東日本大震災、福島原発の事故で避難している人の孤独死のことをラジオで聞いた。なんとも気の毒だ。こんなニュースを聞くにつけ、上述のような遠い記憶を共有している友だちが近くにいることを嬉しく、幸せに思う。
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今度、E君と車ですれ違ったら、ビールを飲むしぐさをしてみよう。付き合いが長いから意味が通じるかもしれない。とっさにOKサインを返すのは無理かもしれないが・・・。