透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「蜩ノ記」を読む

2012-06-19 | A 読書日記


『蜩ノ記』 葉室 麟/祥伝社 

 九州は大分在住のブロガー・tamiさんおすすめの時代小説。

私はしばらく前にtamiさんのこの小説のレビュー記事に「読まねばならぬ」とコメントしていた。実は既に買い求めてはいたが、このところめずらしく理系モードで重力って何?、超ひも理論って何?となっていて積読状態だった。

読み始めようと思うが(本当は晩秋に読むのがいいのではないか、と想像しているのだが)、その前に『東京レスタウロ 歴史を活かす建築再生』民岡順朗/ソフトバンク新書をざっと読むことにする。タイトルのレスタウロって何? だが、本書によると**イタリア語で、都市・建築の「修復・再生」を意味する。**(4頁)のだそうだ。リノベーション、リフォーム、コンバージョンといった類似の言葉との意味の違いがいまひとつ良く分からないが、ま、いっか。