157 プライベートな名刺を作ったのは2012年5月、それから丸9年経った(過去ログ)。
先日、塩尻のえんぱーくで開催された森 まゆみさんの講演会の後、会場で信濃毎日新聞社の記者から取材を受け、感想を求められた。
その際のコメントが新聞に掲載された(信濃毎日新聞8月3日付朝刊25面「地域」)。
**「古い建物がなくなればその街の記憶もなくなる」と、銭湯など古い建物の保存や景観維持にも取り組む森さんの活動に共感していた。**
なんの準備もなく、とっさの二言三言、いやそれ以上のコメント(*1)。その中からポイントを押さえているところはさすがだと思う。町ではなく、街という漢字をあててあるのもうれしい。
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取材を受けた時、名刺交換をした。記者に渡した名刺が155枚目だった。9年間で155枚、1年で17枚。仕事の上で名刺交換する機会はもっと頻繁にあるが。
プライベートな名刺を交換する機会は歳を重ねるごとに減るのではないか。いや人によって違うのかな、むしろ機会が増える人もいるのかも知れない。でも、月に1回以上というのは多いと思うが、どうだろう。
*1 このことは拙著『あ、火の見櫓!』にも書いた。