辰野町小野山口 双体道祖神 撮影日2021.11.03
■ 前稿に載せた火の見櫓(1314)を見て、引き返すために車をUターンさせる場所を探して更に奧へ。で、この道祖神と出会った。古くからある集落には火の見櫓が立っていることが少なくないし、石神・石仏も祀られている。初期中山道沿いの三つの集落にはそれぞれ火の見櫓が立っていて、道祖神も祀られている(辰野町道祖神マップ *1)。
『双体道祖神』伊藤堅吉(緑星社)では、このような碑型を自然石中区碑と分類している。碑の高さ約94cm、幅約60cm。像の高さ約50cm。台石の幅約75cm、奥行きもその位。
男女二神、右の男神は盃を、左の女神は銚子を手に持っている。欧米人のような鼻梁が特徴的な顔。建立年は不明。
*1 120基の道祖神がリストアップされている。