透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「神話でたどる日本の神々」

2021-11-18 | A 読書日記



 今日(18日)の朝カフェ読書は『神話でたどる日本の神々』平藤喜久子(ちくまプリマ―新書2021年)。古事記や日本書紀、風土記にまとめられた神々を親しみやすく紹介した本。

古事記に登場する多数の神様たちの名前をなかなか覚えられない。読んでは忘れ、忘れては読むということをこれまで何回か繰り返した(過去ログ)。日本の神話について復習するつもりで、また読むことにした。この本でちょっと残念なことは神様の名前の大半がカタカナ表記ということ。



諏訪の建御名方命(建御名方神)は忘れないようにしなくては(過去ログ)この本では第5章の3節「戦いに武器はいらない! タケミナカタ」でこの神様のことが紹介されている。


 


1318 諏訪市豊田の火の見櫓

2021-11-18 | A 火の見櫓っておもしろい


1318 諏訪市豊田上野 4脚444型 撮影日2021.11.14

 辰野から県道50号で諏訪市に向かう。諏訪市に入って間もなくこの火の見櫓と出会った。


背景に溶け込んでいて火の見櫓の全形が分かりにくい。加えて電柱に電線、防災行政無線柱。末広がりのフォルムは美しい。バランス的に屋根が少し小さいかな、などと勝手なことを書く。


反対方向からだと逆光で上手く撮れない。防災行政無線柱が邪魔をする。撮る方向が定まらなかった。


屋根面のカーブが実に美しい。


蕨手が目立つ。滑車の取り付け方に注目。


踊り場のつるりんちょ(表面が平滑)な半鐘は後から設置したのだろう。ブレースの間から腕を出して叩くことになる。半鐘に架けた小屋根は雪除けではないか、と写真展の会場で指摘を受けたが、機能はともかく、地域の人たちの優しい心のあらわれと捉えたい。


リングの上下でブレースの長さが極端に違う。


脚元。正面のみ脚、残り3面はブレースを設置してある。このような構成の場合、正面から櫓内に入り、梯子を登るようにしてあるものが多いが、この火の見櫓は左側面の外付け梯子を登るようにしてある。なぜ? 梯子を外付けするなら、4面ともブレースを設置して支障ないが・・・。道路から梯子を登るのかな。登りにくいと思うけど。脚がある櫓正面に梯子を設置すればよかったのに、と思う。櫓のユニットを繋ぐとき、向きを間違えて左向きにしてしまったのかな。そんなことはないだろうな・・・。


14日の火の見櫓と道祖神巡りの成果は以上、本稿で終わり。