(再)塩尻市洗馬下花見 3無無無(3柱、脚無し屋根無し見張り台無し)撮影日2021.11.20
■ 2010年5月にこの火の見櫓を見ているが、その時は3基まとめて記事にしていて、それぞれ写真を1枚ずつ載せただけだった(過去ログ)。11年半ぶり再訪。この風景、懐かしい。
火の見櫓を見ている時、近所の方から声をかけられた。
「塗装でも、しなおすんですか?」
「あ、いや写真を撮っているんです」
「趣味で?」
「はい」
3角形の櫓。3つの構面のうち、正面の1面を梯子状に組み、他の2面にはブレースを設置している。構成部材は等辺山形鋼。小さい火の見櫓にあるタイプ。既に洗馬地区でも火の見櫓が何基か撤去されている。この簡易な火の見櫓が消えてなくなる日も近いのかも知れない。
半鐘の小屋根、片側は寄棟。360
柱材と横架材はリベット接合、ブレース(斜材)とは溶接接合。
柱材と梯子桟とはリベット接合。溶接接合とリベット接合をどのように使い分けているんだろう・・・。