透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

160枚目は「あ、火の見櫓!」写真展の会場で

2021-11-06 | C 名刺 今日の1枚





160枚目は長野のご家族に

 長野県で10種類ある「縄文カード」、その内の1種類を朝日村の歴史民俗資料館(写真:手前が資料館、後方が資料館に増築された美術館)で入手することができる。今日このカードを入手するため長野から出かけてきたというご家族に展示してある写真を熱心に見ていただき、嬉しかった。その後、記念撮影をと言われて喜んで応じた。これも何かのご縁と、名刺をお渡しした。


 


朝日村小野沢の火の見櫓

2021-11-06 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)長野県東筑摩郡朝日村小野沢 旧役場庁舎 3脚〇〇型 撮影日2021.11.03



1936年(昭和11年)に建設された朝日村の旧役場庁舎 登録有形文化財指定の申請をすることも検討されたが、住民へのアンケートの結果を踏まえ、解体されることが決まっている。敷地内に立っている火の見櫓も解体されるようだ。









脚間寸法3.2m 見張り台の高さ約13m 屋根頂部の高さ(見張り台床から屋根頂部までの高さを約3.5mと仮定して)約16.5m。高い部類に入る火の見櫓。3つのユニットを接合して一体化している。脚(柱)部材寸法 90×90×10(単位mm)上部の柱材はサイズダウンしていることが写真で分かる(写真1)。梯子の幅40cm、梯子桟の間隔43cm。


屋根頂部の冠蓋(かんがい)、避雷針と蔓状の飾り。見張り台と比べると屋根は小さい。


見張り台床面の構成 床下地材(根太)を放射状に設置してすのこ状に床をつくっている。


踊り場の床面の構成 梯子は踊り場で切り替えることなく、そのまま伸ばしている。

写真1


柱材相互のリベット接合  


脚部の構成 部材をリベットで接合している。


3本の脚のうちの1本が自転車置き場の屋根を貫いている。


リベット接合




ボルトによる脚部の固定


「火の見櫓っておもしろい」というカテゴリーを設けることについて、次のように書いていた(2010.05.16)。**火の見櫓のデザインが思いのほか多様なこと、デザインに地域性がありそうなこと、ランドマークとしてもみることができることなど、なかなかおもしろそうなのでその観察記録として。**