透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1317 辰野町伊那富の火の見櫓

2021-11-17 | A 火の見櫓っておもしろい


1317 上伊那郡辰野町伊那富 4無444型 撮影日2021.11.14

 秋季全国火災予防運動の実施期間中(11.09~11.15)ということで放水訓練が行われたものと思われる。火の見櫓に掛けてある黄色い消火ホースが目立っている。他にも消火ホースを掛けた火の見櫓があった。消火ホースが無いときに改めて見たいと思う。


手すりが少し錆びているようだが、健全な状態が保持されていて好ましい。


踊り場に吊り下げた半鐘が一部錆びているのは打鍾の証。消火ホースが風であおられないようにするために細い丸鋼で、このようなものを何ていうのかな、名前が分からない・・・、「結束するもの」を手作りしてある。


消火ホースを束ねて固定してある。手動ウインチのハンドル。

   
古くなった消火ホースが消防団屯所の屋外に置いてあった。20mは長さ。消火ホースが見張り台に掛けてあると高さがわかる。この火の見櫓の場合、見張り台の高さ約9m。屋根のてっぺんまでは3m足して約12mと推測する。

  
ガゼットプレートを介して部材を接合しているが、全てボルトによる接合。



同町樋口下田 下田公民館の敷地内に立っている火の見櫓(1104)はリベット接合とボルト接合を併用している。接合方法を比較するつもりで載せたが、発錆状況の違いもよく分かる。


1984年(昭和59年)建設:某タヌキさんの「火の見櫓をさがして」による。