透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

火の見櫓の世界に出口なし

2021-11-07 | A 火の見櫓っておもしろい

 朝日美術館で10月16日から本日、11月7日までの会期で開催した「あ、火の見櫓!」写真展、大勢の方々にお越しいただきました。週末の限られた時間しか在廊できませんでしたが、何人かの方と火の見談義ができて楽しかったです。



この簡素な火の見について、「鐘が叩ければいいんだから、こういうのもありですね」という感想や「半鐘にかかった雪を掃ってからでないと叩けないから屋根があるんですね」というなるほど!な解釈も聞かせていただきました。学芸員のMさんはカーブミラーと並び立つ様、そうツーショットが好い、とのことでした。

直接お目にかかることはできませんでしたが、遠くは長野市の北に位置する村からもお越しいただいたことが名簿から分かりました。また、展示写真の火の見櫓を譲り受け、今は自分の所有だという方にもお越しいただいていました。名簿に書かれたメッセージで分かりました。最終日の今日、一番最後に高校の同級生が奧さんと訪ねてきてくれました。10年ぶりくらいの再会でした。

会場にお越しいただいた皆さん、それから、この写真展に関心を持っていただいた皆さん、ありがとうございました。美術館のスタッフの方々にもお礼を申し上げます。お世話になりました。ありがとうございました。

火の見櫓の世界に出口はありません。


 


「縄文カード」

2021-11-07 | A あれこれ

 前稿に縄文カードを入手するために長野から朝日村の歴史民俗資料館・朝日美術館を訪ねて来られたご家族のことを書いた。そう言えばしばらく前に写真展を見に来てくれた高校の同級生も同じカードを受付でもらっていた。

長野県で10種類の縄文カードがあると書いたが、どこで入手できるんだろう、と思ってネット検索してみた。長野県文化振興事業団 長野県埋蔵文化財センターのサイトがヒットした。**当センターでは、県内にある10の博物館等と協力して「縄文カード」を作成しました。2021年9月19日(日)から県内のカード配布対象館で配布を開始します。**とあり、カード配布対象10館が載っている。

栄村歴史文化館「こらっせ」
長野県立歴史館
浅間縄文ミュージアム
佐久穂町生涯学習館「花の郷・茂来館」
黒耀石体験ミュージアム
尖石縄文考古館
井戸尻考古館
朝日美術館
辰野美術館
伊那市創造館

同サイトに**カードを5枚集めると、カードホルダーと「埋文博士の学位証」をプレゼント。**とある。昨日(6日)写真展で出会ったご家族、子どもさんから専用のカードホルダーに入れた縄文カードを見せてもらった。子どもさんの趣味をご両親がサポートしているのかもしれない。