映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

私の履歴書  成田豊

2008-08-23 07:09:48 | 偉人、私の履歴書
ここのところ毎朝楽しみなのは日本経済新聞朝刊裏面「私の履歴書」電通元社長成田豊氏の記述である。

私の履歴書も合わないなあと思うとまったく読まないが、これはなかなか面白い。
戦前、日本領だった朝鮮で旧制中学時代まで暴れん坊ですごし、引き揚げ後東大野球部で監督と対立して冷や飯を食った。貧乏学生で売血をしたら、結核だということが判明。
結核持ちなので、就職で当時の人気企業にことごとくふられ、大学の先輩に泣き付いて電通にすれすれはいる。
しかし、電通に入ってからは商才振りを発揮してめきめきと頭角を現す。また、その当時の電通中興の祖吉田社長や朝鮮時代からの友人作家梶山季之の逸話はおもしろい。ハチャめちゃ振りを発揮して銀座のバーの集金に頭を悩ますのは今の電通マンと変わらないが、吉田社長の「鬼十則」ではないが、大きな仕事を次から次に手がけて完結していくところはすごい。

素直な秀才ではなく、豪快な性格に魅かれる。
広告業に関するいくつかの記述も本当に参考になった。
あと一週間まだまだ楽しみだ。




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阿佐田哲也の人生訓

2008-06-28 06:33:02 | 偉人、私の履歴書
この一ヶ月半ほど懸案だった問題が解決した。
昨日夜おそくまで相手先との打ち合わせがあった。

会社の役員まで巻き込んでの騒動、決裁書も面倒だったけど何とか回覧が進んでいる。でもこういうトラブルを一つ抱えているぐらいがいいのかもしれない。

人生「積分したら、プラスマイナスゼロ」いいことも悪いことある。
マージャンの聖人阿佐田哲也は言っていた。「9勝6敗」の人生の勧めを!これがなかなか難しい。「13勝2敗」くらいでいくのが一番よさそうに見えるけど、勝ちすぎは必ず反動がある。もちろん回りの反発もある。だから、どこかマイナスを作っておかねばならない。
ただ、マイナスの一敗が大きすぎて次に戦えなくなると支障がある。一敗の大負けも避けなければならない。軽い負けの積み重ねと勝ちのプラスで勝ち抜かねばならない。

財務省とかのキャリア組エリート官僚の連中は、小さいころから勝ちまくっている。司法試験合格をけって、役人になった連中も多いであろう。
でもそんな連中も今回のタクシー疑惑ではやられた人間も多いと思う。同じマイナスでもこれは痛い。13勝2敗の一敗の負けがでかい一例だろう。最近は会社も労基署からの取調べを恐れて、早く帰れってうるさい。昔から大蔵の役人は、遅くまで大臣の答弁の作文の作成その他で午前様で忙しくて帰れないなんて言っているけど、労基署の取調べってないのかな?と思っていた。矛盾あるね。
当然彼らが国家を支えている連中であることは承知しているけどね。

2級に引き続いて3級も合格通知が着たが、映画検定3級はほぼ満点に近かった。2つ間違えたけど、何だったろう。


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