韓国映画隆盛のきっかけとなった作品。ある男の人生を1999年から79年まで時代をさかのぼって描く。韓国映画らしい暴力描写がきつい。どう見ても本気モードで殴ったりする姿は演技を超えている。
主人公ソルギョングが川のそばで遊んでいる仲間に加わる。しかし、精神的に不安定な彼はふらふらしていて、川の上にある鉄橋の上を歩いている。仲間たちは冗談だと思っていたが、そのまま通り過ぎる列車に向かって自殺してしまう。その彼の3日前の動き、5年前、12年前、17年前の動きを回想していく。今は自営で商売しているが、元々は警察官だった。そして当然のように兵役についていた。小さいころから想い続けている人への恋に加えて、妻となった女性との想いやつらい思いを回想していく。
ソルギョングが「力道山」を演じたと思うと、この映画からは想像がつかない。あまりにも体型が違う。この映画では「明石屋さんま」にそっくりのやせた姿である。役柄にあわせて体重を調整する俳優にロバートデニーロがいる。彼も同じように器用な俳優である。「力道山」ではこの人って在日?と思わせるくらい日本語がうまかった。評判高い「オアシス」はちょっと暗すぎた。映画自体私の肌に合わなかった。
それにしても暴力描写がすごすぎる。警官だった時代に、被疑者を拷問するシーンが出てくる。日本でも普通のピンタくらいだったら、本気でやったりする場面がある。ここではまるで格闘技「プライド」を見るくらいに本気で殴りまくる。水槽に強引に顔を埋めさせたり、ちょっと凄すぎる。こういうところが韓国映画の凄みであろう。私の好きな「殺人の記憶」でも暴力描写が強烈だった。怒りっぽい韓国人の特性を表わしている映画のほうがおもしろい。 韓国はおそろしいと感じさせる作品
主人公ソルギョングが川のそばで遊んでいる仲間に加わる。しかし、精神的に不安定な彼はふらふらしていて、川の上にある鉄橋の上を歩いている。仲間たちは冗談だと思っていたが、そのまま通り過ぎる列車に向かって自殺してしまう。その彼の3日前の動き、5年前、12年前、17年前の動きを回想していく。今は自営で商売しているが、元々は警察官だった。そして当然のように兵役についていた。小さいころから想い続けている人への恋に加えて、妻となった女性との想いやつらい思いを回想していく。
ソルギョングが「力道山」を演じたと思うと、この映画からは想像がつかない。あまりにも体型が違う。この映画では「明石屋さんま」にそっくりのやせた姿である。役柄にあわせて体重を調整する俳優にロバートデニーロがいる。彼も同じように器用な俳優である。「力道山」ではこの人って在日?と思わせるくらい日本語がうまかった。評判高い「オアシス」はちょっと暗すぎた。映画自体私の肌に合わなかった。
それにしても暴力描写がすごすぎる。警官だった時代に、被疑者を拷問するシーンが出てくる。日本でも普通のピンタくらいだったら、本気でやったりする場面がある。ここではまるで格闘技「プライド」を見るくらいに本気で殴りまくる。水槽に強引に顔を埋めさせたり、ちょっと凄すぎる。こういうところが韓国映画の凄みであろう。私の好きな「殺人の記憶」でも暴力描写が強烈だった。怒りっぽい韓国人の特性を表わしている映画のほうがおもしろい。 韓国はおそろしいと感じさせる作品