映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

僕が結婚を決めたワケ  ロンハワード

2011-08-04 08:13:38 | 映画(洋画 2010年以降主演男性)
「僕が結婚を決めたワケ」は巨匠ロンハワード監督には珍しいラブコメ映画である。どういう風の吹きまわしと思いながら、ヴィンス・ヴォーン主演ラブコメ作品にはずれがないので見た。主人公の年齢設定が40で実年齢も同じ。共演のジェニファーコネリー、ウィノナ・ライダーも一緒の年でリアリティがある。メジャー美人女優がでているが、テーマは男の友情って感じだ。


実業家ロニーことヴィンス・ヴォーンは大学時代からの親友で相棒の技術者・ニックことケヴィン・ジェームズと車のエンジン会社を経営している。ニックはロニーの友人ジェニーヴァことウィノナ・ライダーと結婚し、ロニーはジェニーヴァの紹介でオーナー・シェフのベスことジェニファー・コネリーと付き合っている。
ある日植物園にいたヴィンスは、ウィノナがタトゥのある若者と浮気している現場を目撃してしまう。ヴィンスは、親友ケヴィンに真実を告げるべきか悩むがいうチャンスを逃す。ある夜、ウィノナと二人きりになるチャンスを得たヴィンスは浮気を目撃したことを告げる。ウィノナは、夫に構ってもらえない寂しさから浮気をしたことをあっさり認める。しかしウィノナは、浮気のことを夫にばらしたら、二人が交際する前に、ひと夜の過ちがあったをばらすと脅すが。。。。

興行的な狙いで邦題「僕が結婚を決めたワケ」となっているが、原題は「ジレンマ」である。いつもながらトンチンカンだ。会社の近くの映画館のポスターに4人が仲良く写っている写真を見て、普通のラブコメを想像した。ヴィンス・ヴォーンが主演の映画はおもしろいのに日本未公開が多く今回は珍しいなと思っていた。ウィノナ・ライダー、ジェニファーコネリーの2人の存在で今回はdvdスルーにならなかったのであろうか。あとは監督ロンハワードという存在も大きい気がする。ヒット作次から次へと出しているわけだから。。。

前半戦は会話の筋が読み取りづらく、中盤は主演ヴィンスヴォーンがなんでこんなに出しゃばるの?と思ったりして今一つのれなかった。アメリカではラブコメ系の興行成績がいいようだ。日本では映画館に行っても男の姿は一部のカップル以外はまばら。あれだけ興行成績をラブコメ系が稼ぐということはアメリカでは男も割と見ているのかもしれない。だから男性目線でラブコメがつくられるなんてことがあるのだろう。この映画のテーマは男の友情だ。しかもハンサムボーイでなくどこにでもいるようなコメディアンを主演にする。とはいうもののポイントが定まらないせいか、今一つという気がした。暗い「白いリボン」のあとで思いっきり笑ってやろうと思ったが、普通だった。
コメント
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