映画「トゥルーストーリー」Netflixで見つけた日本非公開作品である。
マネーボールの好演が印象的な個性的俳優ジョナ・ヒル主演で実話に基づく作品だ。
事実をでっちあげた記事を書いてニューヨークタイムズ誌を追われた記者が、自分の名前を名乗って殺人を犯した男と会う。元記者が無罪を主張する犯人から殺人の真相を聞き出版しようとするが、寸前になって犯人の証言が二転三転するという話である。当然、アメリカでこういう事件があったことすら知らない。でも、見てみると、意外に話の内容にスルッと入っていける。さすがにこのキャストじゃ日本では受けそうもなく、公開はスルーされた。
ニューヨークタイムズの敏腕記者である主人公マイケルフィンケル(ジョナヒル)はアフリカの困窮したエリアで取材して記事を書き掲載され反響を呼ぶ。会社の上司から個別に呼び出されたので、ほめられるのかと思ったら逆に記事の信憑性について問われた。クレームも入っているようだ。謝罪文を自ら書くのは記者であることを否定されることだと自ら退社する道を選ぶ。
マイケルは夫婦でニューヨークからモンタナへ引越し、次のチャンスを待っていた。そんな折、一家4人を惨殺した事件の犯人ロンゴ(ジェームズフランコ)が、逃亡中自分の名前であるマイケルフィンケルと名乗ったということを知る。何で自分の名を名乗ったのか関心を持ち、本人に面会する。マイケルが書いた記事のファンだったという。マイケルだけにこっそり真実を伝えるので、裁判まで黙っていてほしいという条件を伝えられ、面会で事件のいきさつを語るようになった。それをマイケルは一冊の本にまとめた。
裁判が近づき、マイケルはこの企画をある出版社に持ち込み、前金25万ドルを得る見込みがたった。しかし、いざ裁判となった時、ロンゴは実際には2人を殺して、2人は妻が殺したというマイケルへの告白と違う証言をして驚かさせるのであるが。。
⒈被疑者の告白
妻と子供3人を惨殺したという酷い事件だ。マイケルにはまったく何も関係ない。ただ、被疑者ロンゴはマイケルが書いた記事を好きというだけだ。きっとマイケルは自分のもとへ連絡をよこすであろうという予測を立て、来訪した時にはこう言ってやろうと頭を働かせていたのかもしれない。映画を見ている途中にはそうは思えない。よくある冤罪の話かと思ったくらいだ。でも、証言では2人を殺して2人は妻が殺したという。新たなストーリーを立ててマイケルに話す。
⒉元記者の出版への意欲
汚名挽回をねらう。一度でっち上げの記事を書いた男の話は誰も相手にしない。裁判の証言には呼ばれない。信用のない状況に陥った時のチャンスにすがりつく。出版社への売り込みは成功し、あとは出版を待つばかりである。ところが、逆転。改めて出版は保留となってしまう。
それでも、この元記者はへこたれない。判決の出るまでの一部始終を再度本とするのだ。執念だと思う。
マネーボールの好演が印象的な個性的俳優ジョナ・ヒル主演で実話に基づく作品だ。
事実をでっちあげた記事を書いてニューヨークタイムズ誌を追われた記者が、自分の名前を名乗って殺人を犯した男と会う。元記者が無罪を主張する犯人から殺人の真相を聞き出版しようとするが、寸前になって犯人の証言が二転三転するという話である。当然、アメリカでこういう事件があったことすら知らない。でも、見てみると、意外に話の内容にスルッと入っていける。さすがにこのキャストじゃ日本では受けそうもなく、公開はスルーされた。
ニューヨークタイムズの敏腕記者である主人公マイケルフィンケル(ジョナヒル)はアフリカの困窮したエリアで取材して記事を書き掲載され反響を呼ぶ。会社の上司から個別に呼び出されたので、ほめられるのかと思ったら逆に記事の信憑性について問われた。クレームも入っているようだ。謝罪文を自ら書くのは記者であることを否定されることだと自ら退社する道を選ぶ。
マイケルは夫婦でニューヨークからモンタナへ引越し、次のチャンスを待っていた。そんな折、一家4人を惨殺した事件の犯人ロンゴ(ジェームズフランコ)が、逃亡中自分の名前であるマイケルフィンケルと名乗ったということを知る。何で自分の名を名乗ったのか関心を持ち、本人に面会する。マイケルが書いた記事のファンだったという。マイケルだけにこっそり真実を伝えるので、裁判まで黙っていてほしいという条件を伝えられ、面会で事件のいきさつを語るようになった。それをマイケルは一冊の本にまとめた。
裁判が近づき、マイケルはこの企画をある出版社に持ち込み、前金25万ドルを得る見込みがたった。しかし、いざ裁判となった時、ロンゴは実際には2人を殺して、2人は妻が殺したというマイケルへの告白と違う証言をして驚かさせるのであるが。。
⒈被疑者の告白
妻と子供3人を惨殺したという酷い事件だ。マイケルにはまったく何も関係ない。ただ、被疑者ロンゴはマイケルが書いた記事を好きというだけだ。きっとマイケルは自分のもとへ連絡をよこすであろうという予測を立て、来訪した時にはこう言ってやろうと頭を働かせていたのかもしれない。映画を見ている途中にはそうは思えない。よくある冤罪の話かと思ったくらいだ。でも、証言では2人を殺して2人は妻が殺したという。新たなストーリーを立ててマイケルに話す。
⒉元記者の出版への意欲
汚名挽回をねらう。一度でっち上げの記事を書いた男の話は誰も相手にしない。裁判の証言には呼ばれない。信用のない状況に陥った時のチャンスにすがりつく。出版社への売り込みは成功し、あとは出版を待つばかりである。ところが、逆転。改めて出版は保留となってしまう。
それでも、この元記者はへこたれない。判決の出るまでの一部始終を再度本とするのだ。執念だと思う。
松本と申します。映画の趣味嗜好がなんとなく自分に似ていると思ったのでコメントさせて頂きました。
かなり前の映画ですが、ルーマニアの『4ヶ月、3週と2日』の感想は、特に自分と近いものを感じました。
自分も、ブログで映画レビューを書いているので、もしよければ覗いてやってください。
コメントありがとうございます。
このルーマニア映画見たのが7年前で感想を書いたことすら忘れていました。自分のコメントと松本さんのコメント両方を見てうっすらと情景が浮かんできましたが、確かなものではありません。時間があるときに再度確認させて下さい。
貴兄のブログではウディアレンとペドロアルモドバルが取り上げられていて、いずれもその監督の作品だけは見に行くという作品なのでおっしゃることを解しました。またよろしくお願いします