映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

久々の関西へ3(尼崎~なんば)

2012-12-31 11:24:15 | 家族
阪神尼崎駅には下車したことがない。

妻は小さい頃まで尼崎に育った。元々親は尼崎にいて、異動で和歌山に移って永住した。
駅を降りて、生家に向かった。途中大きな寺があった。歴史が古いようだ。

用事がすんで近くの寺の中から移動しようとしたら、たこ焼き屋があった。
何気なく通り過ぎようとして価格表が目に入った。
7個100円14個200円と書いてある。うそだろ?!!ともう一回見直す。
間違いない。ただし、7個は小学生のみと書いてある。200円で14個分を買った。

写真を撮りたかったが、いかにも関西のおばちゃんという風貌の人がタバコを吸いながら店の前にでんと座っているのでとれなかった。たこ焼きを食べたら妻の喜んだこと!!!。ムチャクチャおいしいというわけではないが、こんな値段で今どき食べられるということに感動した。妻は関東はだからダメなんだと言いはじめた。黙って聞いていた。

妻は小さい頃の思い出を語るとよく賑やかな尼崎の商店街の話をしだす。自分が育った近所に品川の戸越銀座商店街と武蔵小山商店街があった。いずれも全国有数の商店街と言われている。それを知っているのでそうでもないだろうと思っていた。ところが行ってみて本当に驚いた。まさに凄い商店街だと思う。

戸越銀座にしても武蔵小山にしても、昔からそのままある店は少ない。銀行のキャッシュコーナーや居酒屋や外食チェーン店にみんな変わっていて、これが商店街だと元気よく言えるものではない。ところが、尼崎は違う。まさに昭和40年代にタイムスリップしてしまうのである。

商店街に入ってみるとパチンコ屋が多い。バクチ好きの関西人向きの場所と思っていたら、急に昭和40年代の商店街に代わって行くのだ。

今では少ない業態も多い。小さい頃五反田で見たようなミニ市場だ。
商店街の中にこういうのがいくつかある。

こういう古典的米屋というのも見なくなったなあ。
お菓子屋、八百屋、果物屋などから始まって肉屋も多い。

今どき肉屋って本当に見なくなった。古臭い店に色がきれいなおいしそうな肉が陳列してある。ホルモン専門の肉屋もあった。尼崎は労働者の街だけあって作業着屋もある。

模型屋や文房具屋も自分が知っている昭和40年代の匂いだ。

飲み屋のお姉さんが着るようないかがわしいドレスも陳列してある。

凄い衝撃を受けた。尼崎商店街は関西ではメジャーなんだろうか?
背筋がぞくっとする衝撃だった。戎神社が近くにあった。
関西人は戎さんが大好きである。そういえば鳥居はまだくぐれないんだ。

尼崎から難波に向かう阪神電車に乗る。
此花や九条なんていかにも大阪のディープなエリアを通る電車だ。

まずは定番で戎橋に向かう。少し変わったかな?






戎橋から心斎橋筋の商店街を歩いた。尼崎で感動していたので、普通に見えた。
お腹がすいてきたので、道頓堀脇でフグを食べた。




カフェ同様タイミング良く店に入れた。運がいい。
出るときには店前は大行列になっていた。

席は道頓堀沿いだ。窓からドンキホーテを写す。
目立つこと!凄いなあ

てっさ 娘が思わずおいしいという。

ふぐ唐揚げ

てっちり
妻も娘も満足だ。ラストは雑炊で

最近では東京付近でもふぐの安い専門店ができたけど、基本的にふぐは高い。大阪に行くまではそんなに食べたことなかったのに、大阪に異動したらフグが安く食べられるので驚いた。

不謹慎だが、家人も気を紛らわせられただろう。

高島屋のライトアップが最高にきれいに見えた。

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