映画とライフデザイン

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映画「対外秘」チョジヌン

2024-11-20 22:12:01 | 映画(韓国映画)
映画「対外秘」を映画館で観てきました。


映画「対外秘」は90年代初頭の韓国釜山を舞台にした国会議員候補選出に伴う裏話がベースとなる映画である。韓国映画界の人気俳優チョ・ジヌン、イ・ソンミンの2人に加えてキム・ムヨルが加わる。監督は「悪人伝」のイ・ウォンテである。韓国の政界の暗闇にメスを入れた作品は、どれもこれも面白い。しかも,日経新聞映画評で時代劇評論家の春日太一が満点をつけている。わりと韓国映画に評価が甘い評価者だが、思わず期待して映画館に向かう。

1992年、釜山。党の公認候補を約束されたヘウン(チョ・ジヌン)は、国会議員選挙への出馬を決意する。ところが、陰で国をも動かす黒幕のスンテ(イ・ソンミン)が、公認候補を自分の言いなりになる男に変える。激怒したヘウンは、スンテが富と権力を意のままにするために作成した〈極秘文書〉を手に入れ、チームを組んだギャングのピルド(キム・ムヨル)から選挙資金を得て無所属で出馬する。地元の人々からの絶大な人気を誇るヘウンは圧倒的有利に見えたが、スンテが戦慄の逆襲を仕掛ける。だが、この選挙は、国を揺るがす壮絶な権力闘争の始まりに過ぎなかったーー。(作品情報 引用)


期待したほどではなかった。
釜山は日本人にとってはソウルと並んでなじみ深い街だ。九州から船でも行き来できる場所で映画にもずいぶんと取り上げられる。直近はタワマンだらけになったようだ。漁業従事者が多かっただけに利権も絡んだだろう。

そんな釜山のマル秘開発計画がこの映画のキーポイントだけど、時代が90年代前半だとそこまで開発が進んでいないかもしれない。映画ではあまり突っ込んだセリフがないので、マル秘文書に関わるプラスマイナスが自分にはよく理解できなかった。開発となれば、その場所の土地を買っておけばものすごく儲かるというよくある話だ。

国会議員になるためにまともに何か動くのでなく、主人公ヘウンが高利貸しのヤクザと組んでムチャクチャをさせる構図だ。最近はどうかわからないが、ひと時代前の韓国政界にはこんな構図があったのだろう。。途中から敵味方逆転させることが多くなっても、それが不自然に感じイマイチのれない作品だった。


主演の2人の作品はこれまで数多く見ている。特にチョ・ジヌンが日本でもリメイクされた「最後まで行く」で演じた悪役は最強で最も怖い悪役刑事だった。それ以来、注目している俳優である。最近チョジヌン主演の名義貸しの韓国映画を見たが,あまり面白くなかった。予告編でチョジヌンの演説姿が出てきて盛り上がるように見えたけど、理解しづらい裏話だらけだった。


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