映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「バリー・シール」トム・クルーズ

2017-10-31 19:36:02 | 映画(洋画:2016年以降主演男性)
映画「バリー・シール」を映画館で観てきました。

トムクルーズの新作はちょっと変わった実在人物をモデルにしたらしい。しかも、トムと相性のいい飛行機が題材となれば期待感は高まる。それにしても本当にこんな奴がいたんだろうか?そう思わせる映画である。禁輸のキューバから葉巻を持ち出したり茶目っ気のあるパイロットだったのを、CIAにスカウトされる。冷戦時代ソ連の息のかかった中米諸国のアジトの写真を撮るなんてことから始めて、気が付くとコロンビアの麻薬王と意気投合して運び屋さんになってしまうなんて話はありえないと思うが、こういう事実があったらしい。


バックミュージックのセンスが抜群で、優雅に小型飛行機を飛行する映像やラテン系の景色が流れる中でノリのいい曲が流れる。大好きなオールマン・ブラザース・バンドのツインギターがはえる曲が流れると、思わずドッキリ。これにはゴキゲンになる。それに加えて、即席滑走路から小型飛行機を離陸させる場面など、いつもスタントマンを使わないトムクルーズも草木にぶつかりながら飛行させるのはドキドキものでは?

天才的な操縦技術を誇り、民間航空会社のパイロットとして何不自由ない暮しを送っていたバリー・シール(トム・クルーズ)の元に、ある日CIAのエージェント(ドーナル・グリーソン)がスカウトに現れる。CIAの極秘作戦に偵察機のパイロットとして加わる事となったバリーは、その過程で伝説的な麻薬王パブロ・エスコバルらと接触し、麻薬の運び屋としてもその才能を見せ始める。ホワイトハウスやCIAの命令に従いながら、同時に違法な麻薬密輸ビジネスで数十億円の荒稼ぎをするバリー。しかしそんな彼の背後には、とんでもない危険が迫っていた…。(作品情報より)


撮影中に小型飛行機の事故があり、死亡者も出たらしい。そうなったのもわかるような小型飛行機の低空飛行はなんか怖いなあ。トムクルーズもスタントマン使わないで、よくやるよ。いつもいつも見せ場を作るかれど、今回は国境の警備隊に対抗して、普通の住宅地を不時着する。こういうのまでスタントなしでやれちゃうのは命知らずとしか言いようにない。保険って掛けられるのかな?


レーガン大統領もたびたび登場、ナンシー夫人も含めて懐かしいね。ニュース映画映像などを通じて肉声が聞こえる。昔レーガンが出ていた映画のシーンも織り交ぜ、コミカルに映し出すのはいい感じだ。ソ連の中南米進出に対抗して、地場の親米反政府組織と組むんだけど、あまりうまくいっていなかったのであろう。それにしても、各組織から逮捕命令が出たのにもかかわらず、釈放されるなんてすごいなあ。


命短し、捕まったらずっと牢屋に入りっぱなしとなれば、自分でも使い放題に金を使ってしまうだろう。でも、彼の場合はコロンビアとの空輸で時間を使っているから、暇もないのだろう。使い切れない金を銀行に預けるだけでなく、家じゅうに隠している。ちょっと疑問なんだけど、銀行は何も言わず自分の銀行口座で預かったのであろうか?真面目な人が多い今の日本では考えられないが、金持ちがいるとは思えない田舎町では黙って預金量の増加としてしまうのであろう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「はじまりへの旅」ビゴ... | トップ | 映画「ブレードランナー20... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画(洋画:2016年以降主演男性)」カテゴリの最新記事