映画「グレイテスト・ショーマン」を映画館で観てきました。
予告編で観る躍動感あふれるサーカスの場面が気になる。スタートから観ている我々を引きつけるショーの場面がうつる。連続性にあふれる映像が活気をもつ基調の音楽だけでなく、それぞれの恋愛に合わせたデュエット曲が素敵だ。ヒュージャックマンだけでなくミシェル・ウィリアムズやザック・エフロンにも歌う場面がでてくる。
「地上最大のショウ」という1952年のアカデミー賞作品がある。これもサーカスが舞台で「地上最大のショウ」という名称はこの映画の主人公バーナムが口にするセリフだ。今回は現代の映像技術で躍動感あふれる映像を見せる。しかし、ストーリーは極めて単調で先が見える。これは仕方ないんじゃないかしら?結末の決まっている日本の時代劇のような決まり切った文法に忠実だ。それでも、心地よい時間を過ごせた。監督はジェームズ・マンゴールド
19世紀半ばのアメリカ、P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)は幼なじみの妻チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)を幸せにしようと挑戦と失敗を繰り返してきたが、オンリーワンの個性を持つ人々を集めたショーをヒットさせ、成功をつかむ。しかし、バーナムの型破りなショーには根強い反対派も多く、裕福になっても社会に認めてもらえない状況に頭を悩ませていた。
そんななか、若き相棒フィリップ(ザック・エフロン)の協力により、イギリスのヴィクトリア女王に謁見するチャンスを得る。バーナムはレティ(キアラ・セトル)たちパフォーマーを連れてビクトリア女王に謁見し、そこで美貌のオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)と出会う。彼女のアメリカ公演を成功させれば、一流のプロモーターとして世間から一目置かれる存在になると考えたバーナムは、ジェニーのアメリカ・ツアーに全精力を注ぎ込むため、団長の座をフィリップに譲る。
フィリップは一座の花形アン(ゼンデイヤ)との障害の多い恋に悩みながらも、ショーを成功させようと奮闘する。しかし、彼らの行く手には、これまで築き上げてきたものをすべて失うかもしれない波乱が待ち受けていた……。(作品情報より)
格差社会が以前よりも現代日本でも話題にされる。19世紀となれば、その格差はべらぼうなものとなる。主人公バーナムは仕立て屋の息子、小さいころに知り合った妻チャリティとは階級差があった。チャリティの父母は公然とバーナムを差別する。それでも恋を貫き、2人は結ばれ2人のかわいい娘ができる。
ミシェル・ウィリアムズは「マンチェスター・バイ・ザ・シー」での好演が記憶に新しい。別れた妻が本当の私の気持ちは違ったの!でも仕方なかったの!と主人公に言い寄るシーンはなかなかの見ごたえあった。今回はスウェーデンの著名歌手のプロデュースをしているうちに、主人公バーナムは相手に言い寄られ、それが世間のゴシップになってしまう。すかさず実家に逃げ帰る設定だ。いずれも、単純にはいかない夫婦生活という話で共通、今回は歌うので新鮮。
商船会社に勤めていたバーナムは突然解雇。なんと船が沈没してしまい会社が倒産。バーナムは沈没した船の権利書をこっそりピックアップしてお金を借り、蝋人形や珍しい剥製などを展示する「バーナム博物館」をはじめるが、客は来ない。娘から生きている動物をみたいという話を聞き、動物や小人や大男、ヒゲの生えた女、曲芸が得意な兄妹などを集めてショーをはじめるとこれが大当たりだ。
あっという間にバーナムは上昇気流となる。英国ではビクトリア女王と面会、欧州を代表する歌姫とも会い、彼女とのコラボにも成功する。それだけでは物語にはならない。そこから一気に急降下の転落だ。
そんな単純なストーリーでもしっかりと聞かせる歌が続く。個人的にはザック・エフロンと躍動感あふれる動きを見せるゼンデイヤとの恋歌デュエットのシーンが気に入った。この2人にはもともと階級差があり、男の父母に何でこんな女と付き合っているの?というシーンが出てくる。日本も駅前で共産党のババアどもが時代錯誤的に資本家が労働者から搾取して格差が広がるなんてスピーチをしているけど、この映画の時代設定ならあてはまるね。
予告編で観る躍動感あふれるサーカスの場面が気になる。スタートから観ている我々を引きつけるショーの場面がうつる。連続性にあふれる映像が活気をもつ基調の音楽だけでなく、それぞれの恋愛に合わせたデュエット曲が素敵だ。ヒュージャックマンだけでなくミシェル・ウィリアムズやザック・エフロンにも歌う場面がでてくる。
「地上最大のショウ」という1952年のアカデミー賞作品がある。これもサーカスが舞台で「地上最大のショウ」という名称はこの映画の主人公バーナムが口にするセリフだ。今回は現代の映像技術で躍動感あふれる映像を見せる。しかし、ストーリーは極めて単調で先が見える。これは仕方ないんじゃないかしら?結末の決まっている日本の時代劇のような決まり切った文法に忠実だ。それでも、心地よい時間を過ごせた。監督はジェームズ・マンゴールド
19世紀半ばのアメリカ、P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)は幼なじみの妻チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)を幸せにしようと挑戦と失敗を繰り返してきたが、オンリーワンの個性を持つ人々を集めたショーをヒットさせ、成功をつかむ。しかし、バーナムの型破りなショーには根強い反対派も多く、裕福になっても社会に認めてもらえない状況に頭を悩ませていた。
そんななか、若き相棒フィリップ(ザック・エフロン)の協力により、イギリスのヴィクトリア女王に謁見するチャンスを得る。バーナムはレティ(キアラ・セトル)たちパフォーマーを連れてビクトリア女王に謁見し、そこで美貌のオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)と出会う。彼女のアメリカ公演を成功させれば、一流のプロモーターとして世間から一目置かれる存在になると考えたバーナムは、ジェニーのアメリカ・ツアーに全精力を注ぎ込むため、団長の座をフィリップに譲る。
フィリップは一座の花形アン(ゼンデイヤ)との障害の多い恋に悩みながらも、ショーを成功させようと奮闘する。しかし、彼らの行く手には、これまで築き上げてきたものをすべて失うかもしれない波乱が待ち受けていた……。(作品情報より)
格差社会が以前よりも現代日本でも話題にされる。19世紀となれば、その格差はべらぼうなものとなる。主人公バーナムは仕立て屋の息子、小さいころに知り合った妻チャリティとは階級差があった。チャリティの父母は公然とバーナムを差別する。それでも恋を貫き、2人は結ばれ2人のかわいい娘ができる。
ミシェル・ウィリアムズは「マンチェスター・バイ・ザ・シー」での好演が記憶に新しい。別れた妻が本当の私の気持ちは違ったの!でも仕方なかったの!と主人公に言い寄るシーンはなかなかの見ごたえあった。今回はスウェーデンの著名歌手のプロデュースをしているうちに、主人公バーナムは相手に言い寄られ、それが世間のゴシップになってしまう。すかさず実家に逃げ帰る設定だ。いずれも、単純にはいかない夫婦生活という話で共通、今回は歌うので新鮮。
商船会社に勤めていたバーナムは突然解雇。なんと船が沈没してしまい会社が倒産。バーナムは沈没した船の権利書をこっそりピックアップしてお金を借り、蝋人形や珍しい剥製などを展示する「バーナム博物館」をはじめるが、客は来ない。娘から生きている動物をみたいという話を聞き、動物や小人や大男、ヒゲの生えた女、曲芸が得意な兄妹などを集めてショーをはじめるとこれが大当たりだ。
あっという間にバーナムは上昇気流となる。英国ではビクトリア女王と面会、欧州を代表する歌姫とも会い、彼女とのコラボにも成功する。それだけでは物語にはならない。そこから一気に急降下の転落だ。
そんな単純なストーリーでもしっかりと聞かせる歌が続く。個人的にはザック・エフロンと躍動感あふれる動きを見せるゼンデイヤとの恋歌デュエットのシーンが気に入った。この2人にはもともと階級差があり、男の父母に何でこんな女と付き合っているの?というシーンが出てくる。日本も駅前で共産党のババアどもが時代錯誤的に資本家が労働者から搾取して格差が広がるなんてスピーチをしているけど、この映画の時代設定ならあてはまるね。