映画「ホーンテッドマンション」を映画館で観てきました。
映画「ホーンテッドマンション」はディズニーランドでおなじみのアトラクションを実写化したディズニー映画である。ここしばらくはディズニーランドに行っていない。コロナ期の混乱はあったとは言え、チャンスに恵まれない。それでも行った時には「ホーンテッドマンション」に立ち寄ることも多い。でも、アトラクションの内容をかなり忘れている。
ジャスティン・シミエン監督はディズニーランドの元キャストで「ホーンテッドマンション」は休憩時間にかなり乗ったという。もしかして、2時間分アトラクションの気分が楽しめるのかもしれない。ゾンビ系に近いホラー映画に行くことはまずない。大量に出てくるというゴーストといっても「ゴーストバスターズ」みたいなものだろう。怖くない。そんな軽い気持ちで観る。
舞台はニューオリンズだ。医師でシングルマザーのギャビー(ロザリオ・ドーソン)が破格の条件で風格のあるお屋敷を手に入れた。 ところが、息子のトラヴィスがお屋敷に入るとゴーストたちが乱舞する怪奇現象に何度も遭遇する。二人は屋敷の呪いをとくためかなりクセが強い4人の心霊エキスパートに声をかける。宇宙物理学者上がりのゴースト専門家(ラキース・スタンフィールド)、歴史学者(ダニー・デヴィート)、霊媒師(ティファニー・ハディッシュ)、神父(オーウェン・ウィルソン)が集結する。
まあ、時間つぶしにはなったくらいの感触だ。
さすが、ディズニーといった感じでお金はかなりかかっていそうだ。これだけのセットはさすが米国資本という感じで、アトラクションのように縦横無尽に動くお屋敷の美術、ゴーストのVFXなどはすごい。「ホーンテッドマンション」を熟知しているジャスティン・シミエン監督ならではと感じる場面もある。でも、東京ディズニーで初めて「ホーンテッドマンション」に入った時の感激はない。これは経済学の「限界効用逓減の法則」みたいなもので仕方ないけど、リピーターは別なんだろうなあ。
出演者でインパクトが強いのは霊媒師のティファニー・ハディッシュだ。胡散臭くクセの強いパフォーマンスで家主たちを引っ張る。最近「カードカウンター」でギャンブルブローカーを演じてオスカーアイザックの相手役だ。かなり動的に変貌する。
あとはダニーデヴィートだ。歴史学者でお屋敷建築当時のエピソードを語るが、いつも通りのせわしないパフォーマンスは変わらない。最近「アウシュヴィッツの生還者」でボクシングのトレーナー役で出て、久々だなあと思ったらここで再会できてうれしい。「バットマンリターンズ」の異形でインパクトが強いペンギン役が目に焼き付く。
心霊エキスパートを引き連れてのお屋敷での立ち回りはストーリー的に訳がわからなくなるが、仕方ないだろう。物語の構造的には宮崎駿の「君たちはどう生きるか」と同じで、異様なお屋敷に入って、幻のような数多くの外敵と出会いなんとかしのいで無事に対決を終える話だ。ただ、悪いゴーストと良いゴーストがいて、良いゴーストと共存共栄という感じで締めくくるのは「ホーンテッドマンション」のアトラクションを維持していくために必要なオチかもしれない。
映画「ホーンテッドマンション」はディズニーランドでおなじみのアトラクションを実写化したディズニー映画である。ここしばらくはディズニーランドに行っていない。コロナ期の混乱はあったとは言え、チャンスに恵まれない。それでも行った時には「ホーンテッドマンション」に立ち寄ることも多い。でも、アトラクションの内容をかなり忘れている。
ジャスティン・シミエン監督はディズニーランドの元キャストで「ホーンテッドマンション」は休憩時間にかなり乗ったという。もしかして、2時間分アトラクションの気分が楽しめるのかもしれない。ゾンビ系に近いホラー映画に行くことはまずない。大量に出てくるというゴーストといっても「ゴーストバスターズ」みたいなものだろう。怖くない。そんな軽い気持ちで観る。
舞台はニューオリンズだ。医師でシングルマザーのギャビー(ロザリオ・ドーソン)が破格の条件で風格のあるお屋敷を手に入れた。 ところが、息子のトラヴィスがお屋敷に入るとゴーストたちが乱舞する怪奇現象に何度も遭遇する。二人は屋敷の呪いをとくためかなりクセが強い4人の心霊エキスパートに声をかける。宇宙物理学者上がりのゴースト専門家(ラキース・スタンフィールド)、歴史学者(ダニー・デヴィート)、霊媒師(ティファニー・ハディッシュ)、神父(オーウェン・ウィルソン)が集結する。
まあ、時間つぶしにはなったくらいの感触だ。
さすが、ディズニーといった感じでお金はかなりかかっていそうだ。これだけのセットはさすが米国資本という感じで、アトラクションのように縦横無尽に動くお屋敷の美術、ゴーストのVFXなどはすごい。「ホーンテッドマンション」を熟知しているジャスティン・シミエン監督ならではと感じる場面もある。でも、東京ディズニーで初めて「ホーンテッドマンション」に入った時の感激はない。これは経済学の「限界効用逓減の法則」みたいなもので仕方ないけど、リピーターは別なんだろうなあ。
出演者でインパクトが強いのは霊媒師のティファニー・ハディッシュだ。胡散臭くクセの強いパフォーマンスで家主たちを引っ張る。最近「カードカウンター」でギャンブルブローカーを演じてオスカーアイザックの相手役だ。かなり動的に変貌する。
あとはダニーデヴィートだ。歴史学者でお屋敷建築当時のエピソードを語るが、いつも通りのせわしないパフォーマンスは変わらない。最近「アウシュヴィッツの生還者」でボクシングのトレーナー役で出て、久々だなあと思ったらここで再会できてうれしい。「バットマンリターンズ」の異形でインパクトが強いペンギン役が目に焼き付く。
心霊エキスパートを引き連れてのお屋敷での立ち回りはストーリー的に訳がわからなくなるが、仕方ないだろう。物語の構造的には宮崎駿の「君たちはどう生きるか」と同じで、異様なお屋敷に入って、幻のような数多くの外敵と出会いなんとかしのいで無事に対決を終える話だ。ただ、悪いゴーストと良いゴーストがいて、良いゴーストと共存共栄という感じで締めくくるのは「ホーンテッドマンション」のアトラクションを維持していくために必要なオチかもしれない。