3月、啓蟄のころになると庭の土深く冬眠していたガマ君達が痩せた姿で出てきます。それから15日、よく餌を食べ、太ってから恋の季節を迎えます。5、6匹が毎晩クク、クク、と良い声で鳴いています。
池もないのに何処に卵を産んで、オタマジャクシを育てるのが謎です。
45年前、私がここに家を建てるずっと前から、これらのガマ君達は住み着いていたのです。
きっと縄文時代からの武蔵野の雑木林の住人だったのでしょう。
新参者の我々は敬意を表し、大切にしています。皆さまの家の庭にはガマ君が住んでいるでしょうか?
今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。 藤山杜人