後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

今日は多摩川上流の羽村の堰近辺の写真を撮りに行きました

2015年08月19日 | 写真
中学2年の男の孫が夏休みの宿題で玉川上水と玉川兄弟のことを取り上げるので一緒に羽村の堰まで行きました。そこには現在も立派な取水堰があり玉川上水には水が豊かに流れています。
この玉川上水沿いには巨大な雑木が立ち並び、長く延びた緑地帯になっています。
羽村の堰の周りも公園になっていて、江戸初期に玉川上水を掘削した玉川兄弟の銅像が立っています。
お送りする写真で江戸時代の玉川上水をご想像下さい。

この一番目の写真は羽村の堰上から多摩川の上流方向をみた風景です。

上の二番目の写真は現在の羽村の堰の取水口です。羽村の堰の取水口は江戸時代初期から現在までこの場所にありました。江戸時代は木製の取水口でしたが現在は鉄筋コンクリート製の取水口いなっています。

この三番目の写真は羽村の堰から数キロ下流の所にある現在の玉川上水の風景です。
沿岸の雑木林のためにも十分な水を流しています。

この四番目の写真は羽村の玉川上水に沿って江戸時代に創業された田村酒蔵の写真です。いかにも江戸時代を偲ばせるたたずまいなので写真を撮りました。

この五番目の写真は玉川上水の中流で、立川市砂川九番を流れています。ここに現在も源五右衛門用水の取水弁があり、農業用水に使用されています。
このように玉川上水には野火止め用水、小金井用水、深大寺用水、仙川用水など数多くの農業用水の取水堰があり、江戸の西に広がる平野の農業振興に大きく貢献してきたのです。
玉川上水は江戸の町の水道水という役割も大変重要でしたが、その上に農業用水としても非常に大きな役割をしたのです。
そんなことを考えながら写真を撮ってきました。