後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

小平市、海岸寺の今日の梅の花の写真をお送りします

2018年02月28日 | 写真
小金井市と小平市の境の五日市街道の北側にある臨済宗妙心寺派の瑞雲山海岸禅寺は毎年、梅の写真を撮りに行くところです。住職様が何時も庭を掃き清めていてし清々しい気分になります。
誰でも自由に散歩してよいように山門がいつも開いています。
今日も庭に入り、ゆっくり梅の花の写真を撮りました。ついでにスイセンの花の写真も1枚撮りました。
写真をお楽しみ頂けたら嬉しく思います。














妙心寺派の教え
生活信条
一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう
人間の尊さにめざめ 自分の生活も他人の生活も大切にしましょう
生かされている自分を感謝し 報恩の行を積みましょう

信心のことば
わが身をこのまま空なりと観じて、静かに坐りましょう
衆生は本来仏なりと信じて、拝んでゆきましょう
社会を心の花園と念じて、和やかに生きましょう

海岸寺の概要、https://tesshow.jp/tama/kodaira/temple_miyuki_kaigan.html
臨済宗妙心寺派寺院の海岸寺は、瑞雲山と号します。海岸寺の創建年代等は不詳ながら、秩父郡三峰山境内にあったといいます。江戸時代、当地が南泉寺の抱地だったことから宝林庵という庵室があったといい、この庵室を一寺にしたいとの要望により、海岸寺を元文元年(1736)当地へ引寺したといいます。堂宇を建立できなかったことから、元文4年(1739)江戸済松寺の末寺となり、済松寺6世石慧堅禅師を中興開山としたといいます。

妙心寺について、http://www.myoshinji.or.jp/about/index.html
正法山妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山です。
インドの達磨大師さまから中国の臨済禅師さまを経て、妙心寺開山無相大師さまへと受け嗣がれてきた一流の禅を宗旨・教義としています。
1337年、95代の花園法皇さまの勅願によって創建された妙心寺の開山、無相大師さまの法流は四派に分かれ、全国3400ヵ寺に広がっています。
お釈迦さまを大恩教主と尊崇し、その教えを心にいただく禅の安心を求めます。
開山無相大師さまの最期の教え「請う、其の本を務めよ」と開基花園法皇さまの「報恩謝徳」の聖旨による仏法興隆を実践します。
自身仏を信じて坐禅に励み、足下を照顧しながら生かされている自分を感謝して、社会を心の花園と念じ和やかな人生を目指します。

春の歳時記、梅の花と雛祭りと、その思い出

2018年02月28日 | 日記・エッセイ・コラム
明日はもう3月です。雛祭もすぐです。
この季節の歳時記と言えば梅の花と雛祭りではないでしょうか?
そこで梅の花と雛飾りの写真をお送りいたします。梅の花の写真は府中市郷土の森博物館公園で撮りました。雛飾りの写真はネット検索してお借りしたものです。









思い返してみると雛飾りを見たのは新婚の頃でした。戦前、戦後の困窮した時代に育った私は雛祭どころではなかったのです。それに男だけの兄弟でしたから女の子のお祭りとは縁が無かったのです。
結婚した妻が持参してきた七段の雛飾りを飾った時には吃驚したものです。
しかし何年か後には七段の雛飾りは大変なので最後の写真のような小さなものがガラス箱に入っているものに変えました。
毎年3月3日がちかづくとそれを床の間に飾り、菱餅や雛あられや白酒を供えています。ドイツに住んでいた時は折り紙で雛を作り飾って子供達と「今日は楽しい雛祭・・・・」などと歌っていました
我が家の季節の歳時記です。
男の孫達が幼い頃は毎年、家内と雛祭りを楽しんでいたものです。菱餅や雛あられを食べたり白酒を飲むのが楽しかったようです。
ある年になったら、孫達は、「もうそんな年じゃないよ!雛祭リは勘弁!」と言って寄り付かなくなりました。
それでも家内は一人で楽しんでいます。3月4日になると急いで雛飾りを仕舞っています。「しまうのを忘れるとお嫁に行けない」と言いながら苦笑しています。自分の年を思い出しているのです。
雛祭りには桃の花を飾ります。
しかし関東では4月末にならないと桃畑が咲きません。ところがある年から山梨県の桃の産地で3月3日に桃の花祭をしているのです。車で行ってみると花がまだ咲いていない広大な桃畑の中に大きなビニールハウスがあります。桃の花祭はその中でしていたのです。
入場料を払って入ると良い香りの桃の花が満開です。床几に座って桃の花を見ながら甘酒を楽しみます。そして帰りにはお土産として抱えられるだけの桃の蕾の枝をくれたのです。何か小さな桃源郷に行ったような豊かな気分で帰って来たものでした。
その前後から4月末になると毎年、山梨県の桃の産地に満開の桃畑を見に行くようになりました。
それは広大な桃畑です。
南アルプスの雪の山稜を背景にして咲く桃畑の風景こそ桃源郷です。
毎年我が家の小さな雛祭りを見ると雄大な桃畑の満開の風景を思い浮かべます。
皆様、是非一度、山梨の広大な桃畑の満開の風景をご覧ください。是非お出掛けになって下さい。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)