後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

昔の純喫茶店へ・・・流れ行く老境の午後

2018年12月21日 | 日記
今日の午後は40年前の純喫茶店にてブラジルコーヒーをゆっくり飲んできました。
近所から喫茶店が次ぎ次ぎと消えて行き、この「くすの樹」だけが残りました。
この喫茶店には樹齢300年のくすの樹の大木があるのです。店のオーナーの先祖が木曽の御嶽神社から拝受して持ち帰り植えたのです。
5枚目の最後の写真がそのクスノキです。下に駐車してある私の車と比較するとその大きさが分かります。樹高22m、幹の周囲7mだそうです。この樹木を眺めるのもこの喫茶店に行く楽しみの一つなのです。
悠々たる人生とはこういう日常なのでしょうか。

流れ行く老境の午後の1シーンでした。
この純喫茶店の写真をお送りいたします。店の場所は、http://cafe-kusunoki.com/shopinfo/ にあります。









アメリカと中国の対立、抗争と日本の立場(1)

2018年12月21日 | 日記・エッセイ・コラム
日本を取り巻く国際環境はトランプ大統領の出現以来、激しく変わってきました。
トランプ大統領のアメリカ第一主義で日本は自国の経済や安全について従来のアメリカ依存政策を考えなおす必要が生じてきたのです。それに拍車をかけたのは中国のGDPが世界2位に急上昇した事実です。
このトランプ大統領のアメリカ第一主義と中国のGDPが急上昇は日本にとって厳しい国際環境を作りつつあるのです。
勿論、日本の国際環境の大きな変化は1990年前後のソ連の崩壊の際にも起きました。しかしその当時はまだ中国の高度成長が無かったので日本への影響は限定的だったのです。
しかし最近は中国のGDPがアメリカに迫り、2025年には追い抜くとも言われています。
中国は南沙諸島に軍事基地を作り、航空母艦を太平洋に巡航させてアメリカ海軍に対抗しています。
そしてスマホやパソコンの世界的トップメ-カーである中国の華為技術社がアメリカの安全保障をおびやかしているのです。
アメリカ政府は、FBIやCIA、そしてアメリカ軍が華為技術社製のノートパソコンやスマートフォンやタブレットを使用すること厳禁したのです。
一方トランプ大統領は中国との貿易交渉でも中国の不当な関税を激しく非難し貿易戦争を続けています。

比較的穏健なオバマ大統領の時代は米中の対立と抗争はあまり顕在化していませんでした。
それがトランプ大統領になってからアメリカと中国の対立と抗争が急に激しくなったのです。
日本は日米安保条約という軍事同盟条約があるので勝手なことは出来ませんが、自衛隊の軍備増強をせざるを得ない状況になりました。アメリカの軍需企業が軍備を日本へ売り込みます。非常に高価で、垂直離着陸可能な F35B戦闘機を購入しヘリ空母を改造して戦闘機を搭載しようとしています。
このように日本は国際的な政策を独自に考えなければいけない時代になってきたのです。
アメリカと中国の対立、抗争が激しくなるこの情勢で日本の立場は厳しいものになります。
そこでこの連載では以下の5つの問題で日本はどのようになって行くかを順々と考えて行きたいと思います。
(1)中国の一帯一路政策への日本の参加と中国との貿易活動
(2)日本の自衛隊の軍備拡大に影響を与えるトランプ大統領と中国軍の太平洋進出
(3)中国と北朝鮮の団結が日本の外交政策に及ぼす影響
(4)ヨーロッパ諸国とアメリカと中国の対立、抗争の関係
(5)アジア諸国とヨーロッパ諸国とのロシアの脅威
以上の諸問題について常日頃考えている私の愚見を順々に書いて行きたいと思います。
今日は問題的だけで終わりとします。

今日の挿し絵代わりの写真は日本三大水仙郷の一つの福井県の越前水仙郷の写真をお送りします。写真の出典は、福井県越前海岸「水仙まつり」、http://viajar.sblo.jp/article/84830737.html です

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)