後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「今年の紅葉(3)日光の華厳の滝、中禅寺湖、竜頭の滝などなど」

2020年11月04日 | 写真
日光は何度も訪れた曾遊の地です。よく泊まったところは中禅寺湖の岸にあるレークサイドホテルでした。下のクラシックホテルの金谷ホテルにも泊まりました。
日光と言えば東照宮、華厳の滝、中禅寺湖、龍頭の滝、奥日光の湯の湖、戦場ヶ原、金精峠、日光白根山、丸池などと色々なところを思い出します。スケールの大きい景観の中に滝や湖が散在し神社仏閣もあり独特な魅力を持った場所です。
日光に行くには普通は東北道を宇都宮まで走り、そこで日光に行く高速道路に乗り換えて行きます。しかし群馬県の沼田から丸沼、金精峠を超えて日光へ裏から入るドライブコースも風光明媚なので、何度も行きました。
一般的な普通の観光コースは鉄道で宇都宮駅から日光駅へ入り、輪王寺や東照宮を訪れます。それから「いろは坂」をバスで登り、華厳の滝や中禅寺湖を訪れます。
今日の「今年の紅葉」ではこの普通の観光コースに沿って印象深かったところをご紹介します。そしてあまり有名でない金精峠や丸池もご紹介したいと思います。紅葉の季節の日光への旅のご参考になれば嬉しいです。
1番目の写真から5番目の写真までの出典は、写真の出典は、https://aumo.jp/articles/25374 です。金精峠と丸沼の写真の出典は、https://tripnote.jp/gunma/osusume-koyo-places です。

1番目の写真は中禅寺湖から流れ落ちる華厳の滝です。展望台から見える滝は迫力があり日光で一番観光客が眺めに行くところです。

2番目の写真は中禅寺湖と男体山です。この湖の岸に中禅寺があり、ご本尊は有名な立木観音なのです。よく泊ったレークサイドホテルはこの写真の手前の中禅寺の近くにあったので何度も中禅寺に遊びに行きました。

3番目の写真は中禅寺の北のにあるイタリア大使館の別荘です。中を開放していますので昔の華麗な内装や家具調度を見ることが出来ます。

4番目の写真は中禅寺湖の西北にある私が一番好きな竜頭の滝です。竜頭の滝は20度くらいに傾斜した岩石の間を200m以上も激流が流れ下っているのです。激流が岩を噛み、飛沫を上げているのです。日光の奥深い魅力は竜頭の滝を登り、戦場が原を横切って湯元温泉に到る地域にあります。

5番目の写真は戦場が原です。竜頭の滝を登りきるといきなり広大な戦場が原に出ます。車を駐車場に入れ、しばし散策すると気分爽快になります。

6番目の写真は戦場が原の奥にある金精峠の風景です。この峠越えの自動車道を金精道路と言い、関越高速道路の沼田インターに繋がっています。景色の良い山岳地帯のドライブが楽しめます。

7番目の写真は金精道路の片品村にある「丸池」です。丸池は四季折々いつでも神秘的な雰囲気がある美しいい池です。
さて日光には3代目の将軍になった家光公が作った東照宮があります。東照宮は東照大権現たる徳川家康を祀る神社なのです。
輪王寺は天台宗の門跡寺院です。 明治初年の神仏分離令以後、東照宮という神社、二荒山神社と別れました。 輪王寺と東照宮と二荒山神社は「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。
東照宮の隣には家光公廟の輪王寺大猷院もあります。

日光東照宮は流石に豪華絢爛で境内のなかに居ると異国の宮殿のなかへ迷い込んだような錯覚にとらわれます。
この日光東照宮は静岡県の久能山の東照宮がもとになっています。久能山のものはこじんまりした東照宮です。訪れてみると、海を見下ろす小山の上にあります。急な石の階段がはるか下へ伸び海岸通りへ続いています。
久能山の東照宮の建築様式に従って、規模を各段に大きくしたのが日光の東照宮です。

日光の東照宮や輪王寺は中禅寺湖の遥か下の方にあります。鉄道の日光駅の近くにあります。そこから「いろは坂」を延々と登った 所に中禅寺湖が広がっています。戦場が原は更に上の高原にあるのです。
日光の紅葉の美しさは「いろは坂」を登った 中禅寺湖とさらに高い戦場が原付近にあります。

今日は曾遊の地の華厳の滝、中禅寺湖、竜頭の滝、戦場が原、金精峠などの紅葉の風景をご紹介いたしました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)