後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「釈迦を生んだインドの凄すぎる日常風景の現実」

2021年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム
仏教は日本文化に深い影響を与えました。その仏教を教えたのはインドの釈迦です。ですから私は長い間インドに強い関心を持っていました。アメリカやドイツで知り合ったインド人は限りなく優しい人でした。私はインド人が好きです。尊敬しています。
しかしインドには行ったことがありません。そこで今日はインドの日常風景の写真を見てみたいと思います。
写真の出典は、写真家の鈴木 圭さんの、「インド人の日常風景が凄すぎる」です。
鈴木 圭さんはイタリア・ミラノ在住のフリーライターです。彼はインドについて次のように言っています。
「ハマる人は何度でも行きたくなる、ダメな人は二度と行きたくないと言う」
鈴木 圭さんは以下に示す写真には一切の説明をしていません。写真に添えた説明は私自身の勝手な想像です。皆様もご想像しながらご覧ください。
1番目の写真はインドの列車に溢れるように乗った人の風景です。想像するとインドでは機関車や客車の外側に乗った人は運賃が無料なのでしょう。それにしても人が多過ぎます。列車の上に何人乗れるかというゲームを楽しんでいるのでしょうか?過酷な生活を忘れるためにゲーム感覚を大切にするのでしょうか?
2番目の写真は自転車でレンガを運んでいる光景です。一台の自転車に何個レンガが積めるかというゲームなのでしょうか?
3番目の写真は大型旅客機の下の日陰で悠々と豪華な昼食を食べている風景です。インドは全てが自由なのでしょう。
4番目の写真は裕福な家族が仲良くテレビを見ている光景です。洪水で床上まで水浸しています。雨季には毎年のことなので家族は慣れています。悠々とテレビを見ています。
5番目の写真は洪水で動けなくなった三輪タクシーの運転手が客席で寝ている光景です。雨季には毎年こうなるので昼寝には慣れています。
6番目の写真は車体の無い自動車です。インドには車検など無いのでしょう。車の修理屋が店の部品を集めて自作したのでしょう。ガソリンタンクが危なっかしいですね。
7番目の写真は子供が牛の乳房から直接牛乳を飲んでいる光景です。子供はいつもこうして飲んでいるので牛は自分の子供だと思っています。振り向いた牛の目が優しいのです。周囲の大人たちはただ微笑んで見ているのでしょう。

最後に鈴木 圭さんの文章を添えておきます。
・・・インド最大の魅力は、日本では到底できない体験ができることです。
インドはただ文化や気候が異なるというだけでなく、犯罪や感染症など注意すべきことが多いため、思った以上にハードな旅になるでしょう。時には嫌な思いをして「今すぐ日本に帰りたい!」と思うこともあるかもしれません。そういう意味では、誰にとっても「絶対オススメ!」とは言い切れない旅行先でもあります。
ただ、その「日本では到底できない体験」がインドの最大の魅力であり、繰り返しインドを訪れる人は、その体験に魅せられているように思います。
この記事を読んでいるあなたが「ハマる人」になるのか「二度と行きたくない人」になるのかはわかりません。ただ、少しでも素敵な体験にするためにも、旅行前にはしっかりと準備をしておくことをおすすめします。この記事が、その参考になれば嬉しいです!・・・

今日はインドの凄すぎる日常風景の現実の写真を7枚ご紹介いたしました。皆様はインドを訪問したいとお考えでしょうか?
私はインド人が好きです。尊敬しています。しかしインドを訪問することは慎重にしたいと思っています。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「美しくそして何故か淋し気な秋の花々」

2021年09月06日 | 写真
今日は9月6日です。いよいよ秋が訪れました。
秋になるといろいろな花が咲きます。しかし春や夏の花々にくらべると淋し気です。やがて寒い冬がやって来るのです。秋の花はみなそれを知っているのでしょう。自分が撮った秋の花々の写真をお送りいたします。お楽し頂けたら嬉しく思います。
1番目の写真は秋になると真っ赤に実るホウズキです。花ではありませんが秋らしい実なので掲載いたしました。都立薬用植物園で撮りました。
2番目の写真は食用の菊の花です。都立薬用植物園で撮りました。
3番目の写真は秋の彼岸に咲くヒガンバナです。日野市の大昌寺で撮りました。
4番目の写真はススキです。山梨県北杜市の尾白の湯のそばで撮りました。
5番目の写真は自宅の庭に今年も咲いたジンジャーの花です。
6番目の写真はシオンです。北杜市の尾白の湯のそばで撮りました。
7番目の写真は秋に咲くフヨウです。鎌倉の円覚寺で撮りました。

「秋です、紅葉が美しくなる季節です」

2021年09月06日 | 写真
秋です、紅葉が美しくなる季節です。以前に撮った紅葉の風景写真をお送り致します。はじめは秋の空と甲斐駒岳と八ヶ岳の麓の紅葉の風景です。最後の写真は昇仙峡の上のダム湖の紅葉です。



高原の湖も良いものですが、豪快な滝の紅葉風景も良いものです。
2015年の11月14日に撮った茨城県の袋田の滝の写真を示します。


まだ紅葉は先の話ですが季節は足早にめぐります。写真で示したような紅葉も間もなくです。ここに掲載した紅葉の写真をお楽しみ頂けたら嬉しく存じます。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「芸術の秋ー箱根彫刻の森、笠間日動画廊、清春白樺、美ヶ原高原などの美術館館への誘い」

2021年09月06日 | インポート
いよいよ芸術の秋です。今日は箱根彫刻の森美術館館、笠間日動画廊美術館館、清春白樺美術館館、美ヶ原高原美術館へのご案内をお送りいたします。いずれも以前に何度も訪問して感動した美術館館です。
さてそれでは箱根の「彫刻の森」のご案内から始めます。

(1)箱根の彫刻の森美術館
ここには起伏のある緑の芝生の上に大きな彫刻が展示してあります。作品群が周囲の山々の風景と響き合って作品の美しさを引き立てています。
私が撮った写真でこの「彫刻の森」をご紹介致します。
1番目の写真は「彫刻の森」に入場してすぐにある芝生の広場です。西洋の有名な近代彫刻家の作品が点々と展示されています。このような展示場が山の斜面を上手に利用して、他にも数ケ所あります。
2番目の写真はフランス人のエミール・アントワーヌ・ブールデル(1861年ー1929年)の1909年作の「弓をひくヘラクレス」と題するブロンズ彫刻です。
彫刻の森に展示されている作品は膨大です。その作品一点、一点の詳しい紹介は、https://www.hakone-oam.or.jp/permanent/?id=2 に掲載されています。

(2)茨城県笠間市には笠間日動画廊美術館
茨城県の水戸には県立美術館があり北茨城には県立天心記念五浦美術館があります。
そして笠間市には笠間日動画廊美術館と県立陶芸美術館があります。笠間の西隣りの筑西市には板谷波山記念館があります。私はこれらの美術館を以前に家内と一緒に見てまわりました。水戸の県立美術館での中村彜の特別展は印象深いものでした。
3番目の写真は オーギュスト・ルノワール 1881年の作の『二人の姉妹』です。絵画の寸法は縦100.5センチ、横81センチです。
4番目の写真は佐伯 祐三 の1925年作の「靴屋(コルドヌリ)」です。大きさは72.5x59.0 cmです。
日動画廊の展示絵画は豊富です。身近に置きたくなるような楽しい油絵も並んでいます。その上、有名な絵描きさん達と親交が深かったので、美しいパレットが蒐集展示してあるのです。アトリエの中の画家の息吹が感じられるのです。
日動画廊の店は銀座や名古屋など各地にあります。お店は出入り自由の美術館のようです。その上、その店で時々、個展を開いているのです。
単なる画商ではなく絵画芸術の普及に努力し、画家達を応援しているのです。その精神は尊敬に値しますので以下に創業者の長谷川仁さんをご紹介します。

(3)山梨県の清春白樺美術館
清春白樺美術館はパリの芸術の香りのする山里の小さな美術館です。私の山小屋の近くにあるので何十回も訪れました。それは本当に小さな美術館です。
南には白い花崗岩が輝く甲斐駒岳が美しく見え、北には八ヶ岳連峰が見える高台にあります。その高台は少しだけ平地になっていて美術館があります。
門を入るとパリから移築したラ・ルーシュという大きなアトリエの建物があるのです。清春白樺芸術村の自分で撮った写真を示します。
5番目の写真は清春白樺美術館の門です。古めかしい鉄門がヨーロッパの雰囲気を出しています。この門を入ると集合アトリエのラ・ルーシュがあります。パリの雰囲気を感じます。
白樺林に隠れた静かな美術館です。ルオーの油彩画多数と、梅原龍三郎、岸田劉生、有島生馬、髙村光太郎、高村智恵子などの白樺派の作品が展示してあります。
6番目の写真は多数展示してあるルオーの作品の一例です。
大都会には規模の大きな美術館があります。多数の絵画や彫刻が展示されているので見ていくと作風がみな違うので気が落ち着きません。しかし清春白樺美術館にはルオーの絵だけ何十枚もあるのです。落ち着いて絵画が楽しめます。山里の小さな美術館も実に良いものです。
美術館にはレストランもあり、近所には美味しい蕎麦で有名な「翁(おきな)」という店もあります。 

(4)長野県の美ヶ原高原美術館
この高原美術館は遥かに遠い天空の上の野外展示の美術館です。標高は2004mです。4万坪の屋外展示場に350点あまりの現代造形作品を常設展示しています。1981年6月、箱根・彫刻の森美術館の姉妹館として開館しました。
私達が訪れたのは2008年の8月5日でした。霧が流れ、幻想的な日でした。高原の丘一面に遊歩道がひろがり世界中の作品が展示されています。すべて野外で鑑賞するために創られた大きな作品です。
7番目の写真は美ヶ原高原美術館の屋外展示の風景です。美術館の本館では屋内展示をしています。
8番目の写真は屋外展示作品の一例です。作品に写真を撮っている家内が写っています。この作品は「空相」と題で関根伸夫の作品です。磨き上げられたステンレスの角柱に重さ3㌧を超す自然石をのせた作品です。鏡面の柱は周囲の景色を映し込んで、石は軽やかに宙を浮遊しているかのような神秘的な空間を創り上げています。 

展示作品の説明は、https://www.utsukushi-oam.jp/mp/sakuhin にあります。
さて箱根の彫刻の森美術館と美ヶ原高原美術館は「彫刻の森芸術文化財団」によって建設され運営されています。
財団は、「ひろく一般に彫刻芸術に接する機会を提供するとともに、彫刻芸術の振興普及をはかり、わが国芸術文化の向上発展に寄与すること」を目的に掲げ、昭和43(1968)年9月6日、財団法人彫刻の森美術館として発足いたしました。
美ヶ原高原美術館は遥かに遠い場所にありますが車で行くと途中の風景を楽しめます。中央高速で諏訪湖まで行きます。そこから白樺湖に上ります。白樺湖からは車山、霧ヶ峰、美ヶ原へと高原ずたいに風景絶佳のドライブが楽しめるのです。皆様もこの天空の野外展示の美術館を一度訪れてはいかがでしょうか。

今日は箱根彫刻の森美術館館、笠間日動画廊美術館館、清春白樺美術館館、美ヶ原高原美術館館などの美術館館へのご案内をお願い致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)