韓国人と宗教とのかかわりを写真で示します。
1番目の写真はフランシスコ法王を歓迎する韓国の大群集の写真です。写真は2014年8月14日からローマ法王が韓国を訪問した時のものです。写真の白い車にローマ法王が乗っています。韓国はキリスト教国だということが頷けます。
2番目の写真は韓国の数少ない孔子廟の一つです。聖廟の門と正殿「大成殿」(写真左奥)です。(https://webronza.asahi.com/photo/photo.html?photo=/S2010/upload/2021030600004_1.jpg )
3番目の写真は韓国済州島で秋に行われる儒教の儀式です。
4番目の写真は毎年ソウルで開催される 儒教の 孔子式です。
5目の写真は儒教の釈奠大祭です。韓国の儒教の影響の深さを感じられる大祭です。孔子(紀元前551年~479年)の教えを学び、祭祀を行うのが釈奠大祭(ソッチョンテジェ) です。春と秋に全国で祭祀が行われます。ソウルの釈奠大祭は重要無形文化財に指定されています。香を焚いて祝文を読み、舞踊が披露され、飲福(ウムボッ)料理を食べたりします。
以上のように現在の韓国では儒教に関連した儀式や祭りが盛んに行われているのです。
それでは仏教の方はどうでしょうか?
6番目の写真は世界遺産の「仏国寺 」です。仏教芸術の最高傑作かつ国宝の寺院とされている仏国寺は理想的な彼岸の世界観が表現されております。
この仏国寺 は1982年に家内と訪問したことがあります。
この仏国寺 は1982年に家内と訪問したことがあります。
7番目の写真は韓国の世界遺産は「海印寺 」です。
写真の出典は、http://www.seoulnavi.com/special/5003998 です。1200年以上の歴史があり、韓国最大の宗派である曹渓宗の寺院です。
海印寺も1982年に家内と訪問したことがあります。瓦屋根の稜線が優美に反っているのが印象的でした。
海印寺も1982年に家内と訪問したことがあります。瓦屋根の稜線が優美に反っているのが印象的でした。
8番目の写真は海印寺 の中庭です。海印寺は韓国の11の世界文化遺産の一つです。写真の出典は、http://www.seoulnavi.com/special/5003998 です。
韓国の佛教の90%は曹渓宗です。日本の曹洞宗のような禅宗ですが日本より戒律が厳しい宗派です。その曹渓宗に朝鮮古来の原始宗教が混淆したのが韓国の佛教です。
韓国人の24.2%は仏教徒です。韓国の仏教は中国の道教の北斗七星の妙見信仰や風水と習合しています。日本の神仏混淆と同じようですが内容が異なります。 韓国では佛教に複雑に原始宗教が混淆しています。
韓国の人口の29.2%がキリスト教徒で22.8%が仏教徒です。統計ではこのようになっていますが韓国はやはり儒教と仏教の国だと思います。儒教と仏教は千年以上の長い間韓国の社会に根づいて来たのです。
今日は韓国人と宗教とのかかわりを写真で示しました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)