後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「深大寺界隈の森の写真」

2023年09月22日 | 写真
緑深い森の風景を毎日眺めて暮らしたいと思います。
以前はよく深大寺界隈の森を眺めに行きました。家から車で30分ほどの距離です。
深大寺は大きな森の中に埋まっています。お寺の裏山の森も広いのです。
その裏山に続いて武蔵野の雑木林が西の方へ伸びています。
その広大な武蔵野の雑木林が東京都の神代植物園になっています。
それを大きく一周するように細い自動車道が出来ています。その道路は緑の樹木のトンネルなのです。
写真を撮っていると自分の体も緑色に染まるような気分がしました。
そんな写真をお送り致します。




「微笑の国タイの絶景写真」

2023年09月22日 | 写真
微笑の国タイの絶景写真をお送り致します。
写真の出典は、https://wondertrip.jp/1569/ です。
1番目の写真はタイの楽園、ピピ島です。巨大な岩が切り立ち、太古の島です。
2番目の写真は夕暮れのワットアルンとチャオプラヤ川です。この辺には寺院も多く、他の観光地とは少し違った雰囲気が楽しめます。
3番目の写真は タイ、ラオス、ミャンマーの3カ国の国境です。チェンライ県北部に、タイ、ラオス、ミャンマーの3カ国の国境があります。ここでパスポートのチェックを受ければ、自動車やバスなどで越境することもできますし、歩いて渡って国境を超えることもできます。
4番目の写真はアユタヤ王朝の首都だった古代都市の遺跡群です。古都アユタヤは首都バンコクから北に約60kmの位置にあります。

「タイの花々の写真」

2023年09月22日 | 写真
タイの花々の写真をお送り致します。
写真の出典は、https://activephotostyle.biz/image6952 です。
1番目の写真はチュアン・チョムです。
2番目の写真はマツバギクです。
3番目の写真はプリムラ・ポリアンサ(サクラソウ)です。
4番目の写真は赤のペラルゴニウム です。

「親日国、タイの懐かしい仏教と宗教事情」

2023年09月22日 | 日記・エッセイ・コラム

タイ王国は親日国です。何故か懐かしい仏教の国です。私は2度ほどタイに行きましたが人々が優しいのです。第二次世界大戦中も日本に味方しました。タイはアジアでは数少ない仏教国です。日本と同じように仏教国です。

今日はまずそんなタイ王国の美しい寺院の写真をお送り致します。写真の出典は、http://gaku404.exblog.jp/ です。

F0178278_222749801

1番目の写真はワット・チェディ・リアム 寺院です。チェンマイにあるワットの1つです。

2番目の写真はワット・チェディ・リアム 寺院です。
現在の建物は、西暦1908年にビルマの貿易業者によって改装されたものです。このため、ワットの装飾の多くはビルマ風のスタイルです。

現在のタイにはいろいろな宗教があります。以下の通りです。

仏教(小乗仏教)95%、イスラム教4%、キリスト教、他にヒンドゥー教シーク教道教など。

王室を始め、タイ国内のほとんどは仏教徒で占められています。そのほとんどは上座部仏教(小乗仏教)であり、それにヒンドゥー教や精霊信仰を加味した独特の仏教になっています。

年歴に西暦も併用していますが、現在もタイ仏暦(仏滅紀元、タイ暦)が主に使用されているのです。

小乗仏教では男子は一生に1回は出家するものとされています。

南部やバンコク、チェンマイチェンラーイなどの地域ではムスリム教もあります。特に深南部三県のマレー系住民はほぼ全てがイスラム教徒です。

さて仏教のタイへの伝承についてもう少し詳しく述べます。

佛教は紀元前6世紀の中葉にお釈迦様によって作られた世界宗教です。
それがスリランカに渡り、現在のようにミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに伝承しています。これは小乗仏教(上座部仏教)です。
一方大乗佛教は、1世紀以後に中央アジアから中国、朝鮮、台湾、日本へと伝承されました。
それはさて置き仏教国のタイにおける托鉢風景の写真を見ましょう。

3番目の写真は子供の托鉢の風景写真です。
4番目の写真は少年僧の托鉢の風景写真です。

5番目の写真は青年僧の托鉢の風景写真です。

これらの写真の出典は「タイ仏教修行」で、そのURLは以下の通りです。
https://www.bing.com/images/search?q=%E3%82%BF%E3%82%A4+%E4%BB%8F%E6%95%99+%E4%BF%AE%E8%A1%8C&go=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&qs=ds&form=QBIDMH
タイでは出家と托鉢修行は非常に重要なものだと信じられています。
ここでお釈迦さまの教えはどういうものだったか改めて書いておきます。
(1)釈迦は自分が死んだら墓を作らず、遺骨は野に捨てよと教えました。
(2)釈迦は佛像を拝んではいけない、仏像など作ってはいけないと教えました。
(3)釈迦は全ての殺生を禁じました。
(4)釈迦は妻や家族から離れて出家せよと教えました。
(5)釈迦は教えの中心の「色即是空、空即是色」であると教えました。
これらを本当に深く理解し信じるために家族から離れて出家せよと教えたのです。タイの仏教は上記のお釈迦さまの教えに忠実に従っています。

お釈迦様は人間はあくまでも自分の修行で悟りの境地に入れると教えたのでしす。悟りの境地に入れば人間の全ての欲が消え、全ての執着も苦悩も消えてしまうのです。それこそが人間が一番幸せな境地なのです。

小乗仏教は上座部仏教、南伝仏教やテラワーダ仏教とも言います。大乗仏教は北伝仏教とも言います。

小乗仏教は紀元前4世紀頃に初期仏教からインドで生まれ、それがスリランカに渡り、現在のようにミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに普及しています。
一方、大乗仏教はインドで紀元前1世紀頃に作られ、1世紀以後に中央アジアから中国、朝鮮、台湾、日本へと伝承されました。
インドでの仏教は13世紀初頭には完全に消滅してしまい、ヒンズー教の国になったのです。

タイ王国という国名が示すように、この国は現在でもチャクリー王朝の王様の権限が大きくて、不敬罪のある社会なのです。
この王朝は1782年(タイ仏暦2325年)に成立したのです。現在の王様は初代から数えて10代目のラーマ10世です。
この王国は 仏教を大切にしている文字通りの仏教国なので、お釈迦様が入滅した翌年の西暦の紀元前543年を仏滅紀元元年としている仏歴を日常生活に使っています。
現在のタイの人々はこの仏歴が身についていて西洋の西暦へ換算するのが難しい人々が多いそうです。

今日は仏教国、タイの社会と宗教事情をお送り致しました。タイの小乗仏教教をご紹介致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)