大内宿(おおうちじゅく)は、福島県南会津郡にある江戸時代の会津西街道の宿場です。明治期の鉄道開通に伴って宿場としての役割は無くなりました。しかし茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ集落は観光名所として有名です。
地名として現在も受け継がれている。1981年(昭和56年)に重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。
私どもも2度訪問しました。江戸時代そのままの宿場の風景に感動したものです。 全長約450mの道路の両側に藁ぶきの民家が整然と建っています。江戸時代には会津西街道の「半農半宿」の宿場でした。泊り客が少ないので周囲の畑で農業もしていたのです。
1980年(昭和55年)7月に「下郷町伝統的建造物群保存地区保存条例」が制定され、1981年(昭和56年)の4月に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。
宿場町としては長野県の妻籠宿および奈良井宿に続いて全国で3番目の選定でした。「大内宿保存会」も出来、住民による町並み保存活動が始まりました。
近くのJR湯野上温泉駅も1987年に茅葺屋根の駅舎に建て替えられなした。
そんな所が観光名所の大内宿なのです。
大内宿は何度も行った懐かしい宿場町です。写真をインターネットからお借りしてお送り致します。
写真で示したような大内宿の道路をゆっくり歩きました。自分自身が江戸時代の人間になったような気分になります。そして最後の写真のような古い民家の中に入りんました。古い和服を着た老婆がいてダンゴを売ってます。家内と私は囲炉裏端に坐って無言でダンゴを食べます。
外に出て道を山の方向に登り小山の上に立ちました。そこからは整然と藁葺き屋根が並ぶ宿場町が見下ろせたのです。何故か感動しました。
今日は「感動的だった旅」の(6)として江戸時代そのままの大内宿への旅をご紹介致しました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)