長崎は日本のカトリックの揺籃の地です。隠れキリシタンが250年の厳しい禁教にもかかわらず信仰を守り続けた土地です。
その長崎の大浦天主堂と出津教会の写真を掲載します。
1番目の写真は国宝の大浦天主堂の写真です。
長崎市への原爆投下によって破損しましたが、爆心地から離れていたため焼失は免れました。そして昭和28年に文化財保護法に基づき国宝に指定されました。これは洋風建築としては初の国宝指定でした。
2番目の写真は大浦天主堂の横にある司祭館です。現在はキリシタンの遺物の展示館になっています。私どもも訪問しました。
3番目の写真は出津教会です。ド・ロ神父が長崎の出津に 建てました。彼は宣教師として1868年に来日してから1914年に亡くなるまで一度も故郷に帰ることなく、私財をなげうって日本、特に長崎の貧しい人々のために自分を捧げた司祭でした。
4番目の写真はド・ロ神父記念館です。私どもも訪問しました。
ド・ロ神父は長崎の出津教会の主任をしながら手を付けたのが福祉事業だった。遭難漁民の寡婦ら貧しい婦女子に機織りや食品製造などの技術を教え、自力で生きて行く道を開けるよう援助する施設として「救助院」を開いたのです。
ド・ロ神父は長崎の出津教会の主任をしながら手を付けたのが福祉事業だった。遭難漁民の寡婦ら貧しい婦女子に機織りや食品製造などの技術を教え、自力で生きて行く道を開けるよう援助する施設として「救助院」を開いたのです。
「感動的だった旅」の(5)として長崎の教会、大浦天主堂と出津教会を訪れる旅の思い出を書きました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)