心にある懐かしい風景とは何でしょうか。私は昔のおもかげを残す町の風景が好きです。そんな風景をインターンットでいろいろ見ては楽しんでいます。その中から世界遺産の石見銀山のそばにある小さな町の風景写真をお送り致します。島根県の大田市大森町の風景です。写真の出典は、https://www.kankou-shimane.com/pickup/3267.html です。
1番目の写真は島根県の大田市大森町の風景です。 「大森の町並み」地区は、江戸時代の武家屋敷や代官所跡、石見銀山で栄えた豪商・熊谷家住宅など、歴史的な建造物や文化財が当時の面影を今も残しています。
2番目の写真は城上神社です。大森の氏神様を祀る神社で、祭神は大物主命(大国主命)です。永享6年(1434)に大内氏によって仁摩町馬路の高山から大森町愛宕山に遷座され、天正5年(1577)に毛利氏により現在の位置に遷座されました。
3番目の写真は勝源寺です。大久保石見守長安と竹村丹後守道清が建立し、1601年に完成しました。江戸幕府直轄の領地、「天領」だった石見銀山に任命された奉行・代官の菩提寺で、後に、徳川家康を祀る東照宮が勝源寺の裏山に建てられると、歴代奉行・代官は毎年参拝したといいます。
4番目の写真は大田市大森町の全体の風景です。
写真に示した風景は日本のどこにでもある風景です。特に私の祖父が住職をしていた兵庫県のお寺の風景に似ております。懐かしい風景です。
日本人はみな写真のような風景を心に持っていると思います。それも日本人としてのアイデンティティの一つです。
そんな風景写真を見て今日も心静かに過ごしたいと思います。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。後藤和弘