後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「クリスマスとお正月の花々、そしてモミの木と松竹梅」

2024年12月19日 | 日記・エッセイ・コラム
クリスマスが近づくと花屋さんの店先には真っ赤なポインセチアやシクラメンや色とりどりのパンジーが華やかに並びます。
この季節の野山は寒すぎて花々がありません。どうしても栽培種の花々を求めて花屋さんへ行きます。
特にポインセチアはクリスマスの花のように思っている人も多いようです。
1番目の写真はポインセチアの花です。写真の出典は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%81%E3%82%A2 です。
クリスマスが近くなると花屋さんに鉢物が出回ることから「クリスマスフラワー」とも呼ばれています。
そしてクリスマスと言えばヒイラギがあります。
2番目の写真はヒイラギの写真です。写真の出典は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AE です。
ヒイラギ(柊・疼木)はモクセイ科の常緑樹です。葉の縁の刺に触るとヒリヒリと痛むことから、「ヒリヒリと痛む」という古語の動詞が名前になったそうです。
クリスマスの花と決まったものではないようです。
クリスマスの頃のカトリック教会では白いユリの花を飾ります。マリアさまへ捧げるのでしょう。
そしてクリスマスと言えばモミの木が欠かせません。昔は山から切り出して来たそうですが最近では花屋さんで売っています。緑あざやかなプラスチックで出来ているものも並んでいます。
そんな光景を見ると、嗚呼。今年もクリスマスがやって来るのだなと、時の流れの速さに驚きます。
そしてクリスマスの後は楽しいお正月です。
お正月には松と竹で門松を飾ります。床の間には梅の花も活けます。
ですから松竹梅はお正月には欠かせません。
そして活け花によく使う花に南天センリョウやマンリョウの実があります。
3番目の写真はセンリョウの写真です。写真の出典は、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%82%A6 です。
センリョウ(仙蓼/千両)は冬に赤い果実をつけ美しいので栽培され、特に名前がめでたいのでマンリョウ(万両)などとともに正月の縁起物とされています。

クリスマスやお正月の季節には野山に花が絶える季節ですが、水仙だけは別で、12月になると一斉に咲き出します。
そのような場所はスイセンの名所として全国にあります。あまりにも数が多いので、「全国 水仙の名所 一覧表」のURLのみを以下に示します。それは、http://hananomeisyo.sakura.ne.jp/suisen-meisyo.htm です。
水仙と言えばまず日本古来の「日本水仙」があります。雪の舞う季節に力強く咲く白い花はなんとも印象的なものです。
水仙の名所を見ると、なぜか海辺に多く、海の背景がよく似合う花でもあります。
私共が何度も見に行ったところは伊豆の下田のそばの爪木崎の野スイセンの群落地でした。
4番目の写真は爪木崎の野スイセンの写真です。写真の出典は、
http://denno-travel.com/user/oretabi/blog/277 です。
5番目の写真は爪木崎の日本古来の水仙の花です。この花の苗を買ってきて庭に植えてあります。毎年12月になると、この写真のような可憐な花が咲きます。
このように季節の花々のことを書いていると心が穏やかになります。ほのぼのとした幸せな気分になります。

そして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お元気で嬉しく存じます! (後藤和弘)
2016-12-16 14:12:31
ちひろ様

コメント有難う御座います。

ちひろさんは何時までも若々しい感性を持ってお写真を撮っていることに感心しています。

お写真を相変わらず時々拝見して、嗚呼、素晴らしい写真だなあとタメ息をついています。

有難う御座います。
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水仙の季節ですね! (ちひろ)
2016-12-16 11:34:57
後藤和弘さま、こんにちわ。
長い間ご無沙汰(不精)いたしておりました。
清楚な姿の和水仙が咲く季節になってまいりました。
家でも蕾が沢山育っていて、丁度お正月頃に開花してくれそうです。
ナンテンや万両は鳥が種を落としていくので年々増えてきますが、千両は育てるのに苦労しています。
今日は霙が降ってきました。
殺風景な中で赤い実が一際華やかに彩ってくれますが、いつの間にか鳥が全部食べてしまいます。
四季折々の素晴らしい情報を、何時も拝読させていただいております。
どうぞ今後ともご健勝にてご活躍くださいませ。
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